横スクロールアクションのソニックシリーズ最新作『ソニックスーパースターズ』が 2023 年 10 月 17 日に発売。本作ではソニックに加えてテイルスやナックルズ、エミーがプレイアブルキャラクターとして登場。最大4人プレイを楽しめるのが特徴となっています。
横スクロールのいわゆるクラシックソニックでありながら、今作はドット絵ではなく 3D グラフィックに進化。4人プレイと3Dグラフィック、ソニックらしいハイスピード、さらにマルチプラットフォーム展開ということで、Nintendo Switch 版のパフォーマンスが気になるところ(『ソニックフロンティア』は機種ごとに違いがありました)。
ソニックのキャラクターデザインを担当した生みの親の一人で、本作で開発を担当したアーゼストの大島直人氏によると、Nintendo Switch 版も 60fps での動作に対応。よりなめらかなアニメーションでソニックたちの新しい冒険を楽しむことができるようです。
『ソニックスーパースターズ』スイッチ版も60fpsで楽しめる
大島氏:ソニックを応援してくださったみなさまのおかげで僕も再び開発に携わることができました。ありとあらゆるプラットフォームから発売されるのでぜひ遊んでみてください。Nintendo Switchでも60FPSで動くので、ぬるぬると遊ぶことができます。
via: news.denfaminicogamer.jp
Wiiソフトのリマスターだった『ソニックカラーズ アルティメット』や3Dソニック新作の『ソニックフロンティア』は30fpsでしたが、『ソニックスーパースターズ』では60fpsで動作することが公式に確認されています。
Nintendo Switch 版とその他プラットフォーム版の違い
Digital Foundry からプラットフォームごとのパフォーマンス比較映像が公開されています。エンジンはセガ内製のヘッジホッグエンジンではなく Unity。大島氏が言うように、スイッチ版も他プラットフォームと同様に 60fps で動いているのを確認できます(時々低下)。
もちろん見た目には違いがあり、PS5 など上位機種でプレイする場合はより高解像度で、美麗なグラフィックで表情豊かなソニックたちキャラクターや背景を見ることが可能。一方スイッチ版は照明のカットやブルーム効果の省略、被写界深度の深さによる背景のぼかしもなくなっています。ただし背景をぼかすことに関しては評価が割れています。
またスイッチ版は解像度720pとなっているため、携帯モードが最適とも。
- PC : 4K / 120fps
- PS5 / Xbox Series X : 4K / 60fps
- Xbox Series S : 1080p / 60fps
- Nintendo Switch : 720p / 60fps
Digital Foundry は『ソニックスーパースターズ』が『バランワンダーワールド』など悪評も目立つアーゼスト開発ということで最初はそれほど期待していなかったようです。しかしプレイ後はその見方を変え、彼らの最高傑作ではないかと高く評価しています。16ビット時代以降の2Dソニックとして見ても『ソニックマニア』に次いで出来がいいと評しています。
2D横スクロール『ソニック』シリーズのプレイ感はそのままに3Dグラフィックで進化した、懐かしくも新しいハイスピード横スクロールアクションの完全新作。『ソニックスーパースターズ』は2023年10月17日に PlayStation 5 / PlayStation 4 / Nintendo Switch / Xbox Series X|S / Xbox One / PC(Steam / Epic Games Store)で発売。
※Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam/Epic Games Store)はデジタル版の販売のみ