1年かけてさらにブラッシュアップ
2023年5月12日に任天堂から発売された Nintendo Switch ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』から 6 年、E3 2019 での制作発表から 4 年と、時間のかかったタイトルでした。
ゼルダシリーズらしく延期も経験。
発表から 2 年後の E3 2021 では「2022年内」と発売時期が決まりながら、9 か月後の 2022 年 3 月にはシリーズ総合プロデューサーの青沼英二氏の口から「2023年春」への延期がアナウンス。その半年後の 9 月に発売日が「2023年5月12日」に決定し、そこからは延期なく発売日を迎えました。
青沼氏によれば 2022 年 3 月の時点でゲームはほとんど完成していました。
任天堂やゼルダ開発チームは「ゲームのあらゆる部分が 自分たちの基準に 100% 達していることを確認するため」に延期を決断。およそ 1 年をかけてゲーム全般のクオリティ向上や前作『BOTW』にも増して複雑になっている物理演算が『TOTK』上で適切に機能するか等が確認されました。
『TOTK』では物と物とをくっつける “ウルトラハンド” などの新たな能力が登場。プレイヤーの想像力次第でさまざまな冒険ができるようになっています。