【TOTW】『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のパフォーマンス(プレビュー版)、前作『ブレス オブ ザ ワイルド』からの改善は


ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム The Legend of Zelda: Tears of the Kingdom - Zelda TOTK

 

Nintendo Switch ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売が近づき、任天堂が公式に情報提供するメディアからファーストインプレッションが到着し始めています。ゲーム内容もさることながら気になるのはゲームのパフォーマンス。いつものように任天堂から直接言及されることはほぼないものの、プレビュー版から今作のパフォーマンスを分析することができたようです。

なお今回の分析結果はあくまでプレビュー版に基づいており、ゲームのパフォーマンスは製品版と必ずしも一致しない可能性があります。ご注意ください。またゲームのパフォーマンスは発売後に改善される可能性もあります。

前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は当初 Wii U ソフトとして開発され、後に Nintendo Switch とのマルチプラットフォームとなりました。今作は完全に Nintendo Switch 向けに開発。TV モード時には1600 × 900(900p)解像度で表示され、フレームレートは 30fps となっています。携帯モードでははっきり確認できておらず、おそらく 720p ではないかとのこと(動的解像度で 720p の可能性も)。

フレームレートはほとんどのシーンで安定しており、広範囲を見る場合や「空島」から遥か下の大地にダイブするときにもほとんど影響なかったと報告されています。一部、リンクの新しい能力、たとえばウルトラハンドを使う場合に、フレームレート低下を経験する場面が見られたとのこと。ただだからといって、それがゲームプレイに支障をきたしたり楽しさを損なうこともないとされています(もちろん解消されれば言うことなしでしょうけれど)。

前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はフレームレートの目標 30fps を維持するために動的解像度での 900p が採用されていました。携帯モード時も同じく 30fps のフレームレートを目標に、動的解像度での 720p が採用。何度か修正された後でも解像度低下は完全には解消されませんでした。フレームレートが落ちる場面も少なくありませんでした。

スイッチで2作目となる『ティアーズ オブ ザ キングダム』では最適化が進んでいるようで、一見同じ解像度同じフレームレートながら、より安定した形でゲームプレイが可能になっています。前作よりも画面が鮮明になり、描画距離や表示される物量が増え、テクスチャ解像度もアップしているように見えます。


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