IGN が公開した E3 2023 の情報によると、今年のイベントには任天堂・ソニー・マイクロソフトのプラットフォームホルダー 3 社の姿はありません。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』1本でも出展した任天堂がショーフロアにもブースを構えないのなら初めてのこと。
この報道を受け VGC もまた、任天堂の計画を知る関係者の話として、任天堂が E3 2023 をスキップすることを決めたと報じています。
VGC によれば任天堂は今年後半以降はメジャーなタイトルが少なくイベントスペースに見合わないため、参加を見送ることにしたとのこと。これは IGN も裏付けを取れる情報だとしています。おや『メトロイド プライム4』はどうなりました?
任天堂は 2023 年 2月 24 日に『星のカービィ Wii デラックス』、3月 17 日に『ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔』、5 月 12 日に『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』を発売予定。また年内のどこかで『ピクミン4』も発売予定とされています。
6 月以降のスケジュールは今のところ明らかになっていません。
そのため任天堂からの大型タイトルは『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』で打ち止めとなり、Nintendo Switch の次世代機への移行準備を進めるのではと見る動きも。
スイッチは 2023 年 3 月 3 日で発売 6 周年。任天堂はスイッチをできるだけ長期に販売していきたいと述べていますが、ゲーム機のライフサイクルを考えると次世代機の動きが活発になってもなんら不思議ではない時期に差し掛かってはいます。
ただしソフト不足の懸念に関しては、任天堂は自前の番組ニンテンドーダイレクトを持っており、番組内で電撃発表されることも少なくありません。
最近では『ファイアーエムブレム エンゲージ』や『Nintendo Switch Sports』といったタイトルがダイレクトで発表され、数カ月後に発売されています。『星のカービィ Wii デラックス』もダイレクト内で発表されたタイトル。3月に発売される『ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔』はベヨネッタシリーズのスピンオフタイトルで、2022年12月の「The Game Awards 2022」にて突如発表されました。
というわけで今年後半のタイトルに関しても、任天堂が考えるしかるべきタイミングで新作が発表・発売となるのではないでしょうか。任天堂によると4月公開の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に合わせ複数の企画も動いているようです。
[nlink url=”https://t011.org/game/201145.html”]
スイッチ初参入となった2018年の『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』以降、2020年を除いて毎年11月に新作を発売しているポケモンシリーズの動向にも注目したいところ。