Nintendo Switch版『スターフォックス ゼロ』は実現するか、シリーズ生みの親の1人今村孝矢氏は移植を強く望む


 

Wii U で『スターフォックス ゼロ』が発売されてから 2022 年 4 月 21 日で 6 周年。今のところ、やとわれ遊撃隊「スターフォックス」の活躍を描く 3D シューティングゲームシリーズの最後の完全新作タイトルとなっており、続くタイトルの発表は聞こえてきません。

『スターフォックス』シリーズのキャラクターデザインなどを担当した今村孝矢氏はツイッターで、6周年を迎えた『スターフォックス ゼロ』の Nintendo Switch 移植希望を表明。

また当時制作されたショートアニメ『スターフォックス ゼロ ザ・バトル・ビギンズ』についても言及。続編を制作してもらえるのであれば、シナリオ、コンテも担当すると関心を示しています。またもし実現するのであれば制作も前作と同じ体制でとも(アニメーション制作はプロダクションI.Gとウィットスタジオ)。

スターフォックス零 for Switch を

『スターフォックス ゼロ』のNintendo Switch移植に関しては、任天堂と共同開発したプラチナゲームズの稲葉敦志氏も2021年9月に、海外メディアとのインタビューの中で、任天堂の考えを尊重するとした上で、自分たちとしては前向きに希望していることを明かしています。

Wii U に残されたタイトルの1つ

任天堂は多くの Wii U タイトルを Nintendo Switch 向けに移植・リマスター発売していますが、Wii U に残されたままとなっているタイトルもいくつか存在しています。『スターフォックス ゼロ』はそのひとつ。

『スターフォックス ゼロ』は “Wii U GamePadを使った新しい遊び” をテーマに開発された、ストーリーの流れとしては『スターフォックス64』を再構築したようなタイトル。

テレビ画面には自機とその周辺の三人称視点、Wii U GamePadにはコックピットからの一人称視点が表示。2画面を交互に見ながらプレイします。

操作方法も Wii U ならではで、機体の操縦は左右のアナログスティック、レーザーの照準はジャイロ操作という、移動と攻撃とを切り離した操作が可能になっています。

この新しい操作に慣れるまでに時間がかかることから、快適に動かせるようになるまで根気強くプレイできるかどうかで評価も大きく分かれたタイトル。

Nintendo Switch では2画面プレイはできないので、移植されるのであれば操作スキームは当然大きく変わることになります。

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