任天堂は2022年3月29日、Nintendo Switch 向けに開発中の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 続編』について、発売を「2022年内」から「2023年春」へ延期すると発表しました。『ゼルダの伝説』シリーズ総合プロデューサーである青沼英二氏による延期理由を説明する動画も公開されています。
BOTW2は2023年春に延期
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 続編』(BOTW2)は E3 2019 にて発表された、仮タイトルが示す通り『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(BOTW)と世界観を共有する直接的な続編。
もともとは『BOTW』の追加コンテンツ(DLC)として構想がスタートしたものの、データ追加にとどまらない非常に多くのアイデアが生まれた結果、DLC ではなく1本の新作ゲームとしてイチから制作されることになったとされています。
[nlink url=”https://t011.org/game/157984.html”]
青沼氏は今回の動画の中で、『BOTW2』のスケールについて次のようにコメントしています。
「続編の舞台は前作『BOTW』での地上フィールドだけでなく、空の上にも広がると前回お伝えしましたが、拡張された世界はそれだけではなく、そこで皆さんを待ち受ける、新たな出会いや新たな遊びも、前作以上に多彩なものとなっています。そうした、続編での体験を特別なものにするべく、開発チーム一同、引き続き総力をあげて取り組んでいきますので、どうか今しばらくお待ちいただければと思います」
2017年3月発売の前作から6年と、新作までの発売間隔がゼルダとして歴代最長となる『BOTW2』。『BOTW』を超えるのは容易ではないと思いますが、新たな驚きと刺激的な体験を届けてくれることを期待して発売を待つとしましょう。
それでも、2022年は注目タイトル目白押し
残念ながら『ゼルダ』最新作は来年春まで延期となってしまいましたが、それでも今年の任天堂は注目作が目白押し。3月25日に発売された『星のカービィ ディスカバリー』に続いて、4月29日には『Wii Sports』シリーズの最新作『Nintendo Switch Sports』が発売。6月には『マリオストライカーズ バトルリーグ』、夏には『スプラトゥーン3』、9月に『ゼノブレイド3』、冬には『ポケットモンスター』最新作の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が控えています。さらに『ベヨネッタ3』や『マリオ+ラビッツ 最新作』も 2022 年内に発売予定。
- 3月 : 星のカービィ ディスカバリー
- 4月 : Nintendo Switch Sports
- 6月 : マリオストライカーズ バトルリーグ
- 夏 : スプラトゥーン3
- 9月 : ゼノブレイド3
- 冬 : ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
- 年内 : ベヨネッタ3
- 年内 : マリオ+ラビッツ最新作