2007年に任天堂から発売され、高い評価を得たダイビングアドベンチャー『FOREVER BLUE(フォーエバーブルー)』の続編、『FOREVER BLUE(フォーエバーブルー) 海の呼び声』。開発は前作同様アリカが担当しています。発売当時はスルーしちゃったんだけど、ずっと気になっていたので結局購入して遊んでみたのでした。
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Wiiで表現された美しい海中世界
当然HD機などと比べればグラフィックが劣るのは間違いないんだけど、それでもWiiで素晴らしい海中世界を表現してくれていると思う。海中に差し込む光であったり、ちょっとくすんだ視界であったり、全体的に雰囲気はとてもいい。
南国の美しい環礁マップも当然ながら、北極や南極、さらにはピラニアが泳いでいる南米の河川でもダイビングしちゃう。一部、凶悪な危険生物はこちらに攻撃してくるけど、エアの減少だけで済む優しさ。けれども初めてホオジロザメに出会った時はやっぱり怖かったなあ。恐怖といえば、深く深く潜っていくところなんかも、底が見えずにゾクっとしたなあ。
Wiiリモコンのみのシンプル操作
クラコンも利用出来るけど、基本はWiiリモコン1つで操作出来ちゃいます。片手で遊べるのは嬉しい。移動もポインタで方向を定めてBボタンで前進というシンプルなもの。ちょっと操作しにくいというか、水中で自由に動けないところはそれっぽいといえばそれっぽい。
決定はAボタン、メニューは十字の下と近いところに割り振られています。ただキャンセルボタンが統一されていない時があったり、ミニマップを標準でどこかに表示していて欲しいなど不満も。
本編以外にも豊富なやり込み要素
メインストーリーを進めていくと、ストーリーを追う以外にも出来ることが増えていきます。写真撮影やガイドの仕事、マップや生物図鑑の完成、コインや財宝の探索、イルカのトレーニング、プライベートビーチ、水族館のプロデュースなどなど。水族館に配置出来る魚は生物図鑑と連動しているので、新しい生き物を探すモチベーションにも繋がります。
ただしこれらの要素は強制では無いので、おしつけがましくなく海中を泳ぎ回りながらのんびりと楽しめるのがありがたい。写真撮影がアツくて、撮りようによってはかなり綺麗に撮れ、SDカードに保存出来るのでWiiだけではなくPCで見る事も可能です。さらにWi-Fiに接続すると、Wiiスピークを使ってボイスチャットをしながらダイビングを楽しむことも。
FOREVER BLUE 海の呼び声 紹介映像
メインストーリーを追うだけなら数時間で終わってしまうけれど、その他にも沢山遊べる要素があるし、難易度も高くないので、ゲームに詳しくなくてものんびりまったりと魚を眺めながら楽しめる良ソフト。もっと早くに買えば良かったなあ。
ゲーム内収録曲
- Ave Maria
- Carrickfergus
- Dulaman
- Isle of Inisfree
- Nella Fantasia
- One World
- The Last Rose of Summer
- The Prayer
- The Soft Goodbye
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