『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が、“HD-2D”で再び蘇る。
1988年に発売され累計380万本を超える大ヒットを記録し社会現象となったエニックス(現スクウェア・エニックス)のファミコンソフト『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』。スーパーファミコンでのリメイクをはじめ、ハードに合わせ何度かリファインされていますが、再びリメイクが決定。
今回は『オクトパストラベラー』などで使用されている “HD-2D” の技術を活用した『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』として生まれ変わります。
“HD-2D” とは、ドット絵をベースとした背景に 3D CG の効果を加え、独特の立体感や空気感を演出するグラフィック。フィールドやダンジョン、街の様子、バトルにいたるまで、“HD-2D” で新たに美しく描かれます。
なぜ今回『ドラクエ3』を再びリメイクしようと考えたのかということに関して堀井雄二氏は、「今までは『1』とか『2』とか順にリメイクしてきたけれど、『3』が一番思い入れがあったので」とコメント。そして「続きとして、この後『1』『2』ともし行ければ、行きたい!」とロト3部作すべての “HD-2D” 化に意欲を見せます(まだ正式決定ではないらしい)。
さらに、原作では『1』>『2』>『3』と遊ぶことで最後に意外な展開が待っていましたが、今度は『3』>『1』>『2』と遊ぶことで『2』のところで意外な展開を用意している、考えていると、新たな解釈を加えることを予感させる一言も。
あまた株式会社とスクエニ浅野チームが手がける『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』の発売時期は未定。対応機種は家庭用ゲーム機向けということでこちらも詳細はまだ伏せられています。