『ゼノブレイド』シリーズのモノリスソフトが手掛けた RPG 『バテン・カイトス』。ニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』と『バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子』の2作品が発売されています。
『バテン・カイトス』シリーズはこれまで移植やリマスター、リメイクが行われたことはありません。今のところ、ゲームキューブでのみ遊べるタイトルです。
また『バテン・カイトスII』に関しては日本と北米でのみ発売され、ヨーロッパやオセアニアで発売されることはありませんでした。それだけに、今回ヨーロッパで新たな商標登録が確認されたのは非常に興味深い動きといえます。
バンダイナムコエンターテインメントが2021年5月7日、欧州連合知的財産庁に『Baten Kaitos Eternal Wings』(バテン・カイトス)および『Baten Kaitos Origins』(バテン・カイトスII)の商標登録を出願していたことが明らかになりました。
商標登録は単純に更新にとどまることも多く、必ずしも新作あるいは再リリースを意味するわけではありませんが、前世代からの Nintendo Switch 向け移植・リマスター・リメイクがある程度出揃った今、ソフトラインナップに厚みをもたせるため、さらに昔の名作ソフトが選ばれても不思議ではありません。