任天堂の研究開発費が増加しています。10年ほど前は500億円規模でしたが、2021年3月期は930億円を超え、2022年3月期は950億円を見込んでいます。
近年、研究開発費が増加傾向にある理由について、古川社長が説明しています。
古川社長はまず第1に、Nintendo Switch に新作ソフトを継続的に投入していくためだと説明。自社開発はもちろん、外部委託を含めたソフト開発の費用が増加しているそうです。またソフト1本あたりにかかる開発費も過去のプラットフォームと比べ増加しており、一定規模のラインナップを維持しようとすると、今後も開発費の増加傾向は続くのではとしています。
他にもデジタルビジネスの強化であったり、顧客と長期的に関係を保ち続けられるような将来に向けたサービス開発等も含まれています。加えて任天堂は、今後もハード・ソフト一体型のビジネスを継続していく考え。次世代ハードの研究開発も常に行われており、ハード・ソフト両面でさまざまな研究開発が行われています。
- Nintendo Switch に新作ソフトを継続的に投入していくため
- 外部委託を含めたソフト開発費用が増加。ソフト1本辺りにかかる開発費も増加傾向にある
- 次世代ハードの研究開発も常に行っている
- その他デジタルビジネスや将来のサービスも研究