スクエニ、ブルームバーグの買収報道を否定「売却の検討も、提案を受けた事実もない」


 

スクウェア・エニックスは2021年4月16日、ブルームバーグが報じた「スクウェア・エニックスに複数の買い手候補が関心」という記事について、その内容を完全に否定しました。

ブルームバーグの記事では「スクウェア・エニックスに対して、複数の買い手候補が関心を示していると、M&A に関するニュース等を扱うとされる CTFN で事情に詳しい銀行関係者 2 人が明かした」とされています。

この記事に対してスクエニは声明で「報道は当社が発表したものではない」とした上で「社内で、当社もしくは一部事業の売却に関して検討している事実はなく、そのような提案を受けた事実もない」と報道内容を否定しています。

スクウェア・エニックスは家庭用ゲームを含む「デジタルエンタテインメント」のほかに「アミューズメント」「出版」「ライツ・プロパティ」があり、主力の「デジタルエンタテインメント」は売上高全体の7割以上(2020年3月期)を占める屋台骨。

買収観測を受けて16日のスクエニ株価は急騰。6,160円から始まったこの日の株価は一時7,100円まで買われる場面がありました。終値は前日から12.01%高い、+740円の6,900円。

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