【NPD】2020年12月の米ゲーム市場は過去最大の77億ドル規模、任天堂がトップ20の半数を占める

2021年1月18日

2021年2月13日

NPDグループから2020年12月の米国ゲーム市場規模が報告。PlayStation 5 や Xbox Series X|S といった次世代機の発売で盛り上がるゲーム業界は 2020 年最後の月も好調を維持し、売上高は前年同月比 25％増増加。過去最大の 77 億 200 万ドルを記録しました。年間でも前年比で 27% 増の 569 億ドルと過去最大を更新しました。

2020年12月米国ゲーム市場規模

ハードウェア : 13億5,000万ドル（+38%）
コンテンツ* : 58億600万ドル（+23%）
周辺機器・アクセサリ類 : 5億4,600万ドル（15%）
総売上高 : 77億200万ドル（25%）

*コンテンツはゲームソフト本編（パッケージ版&デジデジタル版）、DLC/MTX、サブスクリプション（家庭用ゲーム機、クラウド、モバイル**、PC、VR）を含む
**モバイルはSensor Tower提供

ソフトウェア : 任天堂、任天堂、任天堂

2020年12月月間チャートトップ20

(1) Call of Duty: Black Ops: Cold War – Activision Blizzard
(–) Cyberpunk 2077* – Warner Bros. Interactive
(2) Assassin’s Creed: Valhalla – Ubisoft
(3) Marvel’s Spider-Man: Miles Morales – SIE
(4) Madden NFL 21 – Electronic Arts
(7) Animal Crossing: New Horizons (あつまれどうぶつの森)* – 任天堂
(11) Mario Kart 8: Deluxe (マリオカート8 デラックス)* – 任天堂
(5) NBA 2K21* – Take-Two Interactive
(–) Immortals: Fenyx Rising – Ubisoft
(12) Super Mario 3D All-Stars (スーパーマリオ 3D コレクション)* – 任天堂
(17) Super Smash Bros. Ultimate (大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)* – 任天堂
(13) Just Dance 2021 – Ubisoft
(6) Hyrule Warriors: Age of Calamity（ゼルダ無双厄災の黙示録）* – 任天堂
(9) FIFA 21 – Electronic Arts
(14) New Super Mario Bros. U Deluxe (New スーパーマリオブラザーズ U デラックス)* – 任天堂
(34) Super Mario Odyssey (スーパーマリオオデッセイ)* – 任天堂
(23) The Legend of Zelda: Breath of the Wild (ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド)* – 任天堂
(35) Super Mario Party (スーパーマリオパーティ)* – 任天堂
(26) Ring Fit Adventure (リングフィットアドベンチャー)* – 任天堂
(19) Mortal Kombat 11 – Warner Bros. Interactive

ソフトウェア月間チャートで2020年最終月のトップを飾ったのは『Call of Duty: Black Ops: Cold War』でした。例年通り。12月の1位となっただけでなく、2020年全体でも1位を獲得。『Call of Duty』シリーズが年間1位になったのはこれで12年連続で、フランチャイズの変わらぬ強さを見せています。ちなみに年間2位は前年タイトルの『Call of Duty: Modern Warfare』でした。

なにかと注目の『Cyberpunk 2077』は2位デビュー。デジタル版の数字が含まれていないため、含めた場合にはかなり上乗せされる可能性があります。

年末商戦でも存在感を示した任天堂。Nintendo Switch が好調な販売を続けていることから、3位に入った『あつまれどうぶつの森』（年間6位）を筆頭に、『マリオカート8 デラックス』や『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』『スーパーマリオオデッセイ』『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』など定番タイトルが売上を伸ばし、トップ20の半数、10タイトルを任天堂が占めました。