新作タイトルとの出会いは突然に。
7月発売の Nintendo Switch 向けペーパーマリオシリーズ最新作『ペーパーマリオ オリガミキング』を突然発表した任天堂。
これまでであれば、新作の最新情報をまとめたニンテンドーダイレクトの最初、あるいは隠し球として発表されるようなタイトルですが、個別での発表となりました。注目作であってもダイレクト内ではなく単発でサプライズ発表されるこうした形は、今後しばらくの間続いていくのかもしれません。
海外テック系メディア VentureBeat が報告しています。
VentureBeat は今月初旬、任天堂は6月のニンテンドーダイレクトを計画していないと報道。それを更新する新たな情報として「任天堂は今のところ、ニンテンドーダイレクトの配信をまったく計画していない」と報じています。
サードパーティーに対しては、大きな発表があるときもダイレクトのタイミングを待つことはないと指示しているとのこと。ファースト(任天堂)のタイトルに関しては『ペーパーマリオ オリガミキング』のような形式の発表になると見られます。
VentureBeat は任天堂が近い将来行う発表の中に、3Dマリオのリマスター(スーパーマリオ35周年企画)や『スーパーマリオ 3Dワールド デラックス』『ピクミン3 デラックス』が含まれていると繰り返し主張しています。
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6月といえば例年は世界最大級のゲームショウE3(Electronic Entertainment Expo)が開催され、各社ホリデー商戦やその後の目玉タイトル・戦略を発表してきました。しかし2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が決定。各社はオンラインイベントに切り替えて発表を行う考えを表明しています。
任天堂はE3版「Nintendo Direct」であったり、現地会場で開発者を招いて最新タイトルを紹介する「Nintendo Treehouse: Live @ E3」を配信するのが恒例となっていました。VentureBeat の報道が正しいのであれば、今年はダイレクトのような情報をまとめた番組を配信するのではなく、タイトルごとに発表を行っていく、ファンからするとサプライズ発表が増えることとなるようです。