カプコン、21年3月期は「複数の大型新作タイトル」投入で過去最多2,800万本販売を目指す

カプコン CAPCOM ロゴ

2020年3月期は売上高こそ減収となったものの、全ての利益項目で3期連続の過去最高益を達成したカプコン。2021年3月期は8期連続の営業増益および全ての利益項目で4期連続の過去最高益を見込んでいます。

この難しい目標を達成するためには、主力であるデジタルコンテンツ事業のさらなる成長、貢献が欠かせません。21年3月期は2,550万本販売を達成した20年3月期を上回る、過去最多の2,800万本販売を目指します。

2021年3月末までの年度内の新作としては、4月3日発売の『バイオハザード RE:3』(累計250万本を突破)に加え、“複数の大型タイトル”を投入しパイプラインを拡充。発売済みタイトルのリピート販売にも注力するなど、デジタル戦略を推進していく考えです。

計画通りに進めばダウンロード本数は2350万本、販売本数全体の83.9%に達する見通し。20年3月の80.5%から、さらにデジタル経由での販売比率が高まることになります。

売上比率を見ると20年3月期のデジタルは前期比23.5ポイント増加の76.8%。21年3月期の見通しは、新作発売時のパッケージ需要増からやや下がり73.9%に。

新型コロナウイルスの影響がどこまで響いてくるのか見通しきれない部分もあるものの、デジタル化戦略を引き続き推進し計画達成を目指します。

  • 2021年3月期(2020年4月〜2021年3月)の目標は増収増益、8期連続の営業増益
  • 販売目標は過去最多の2,800万本
  • 複数の大型タイトルを投入予定
  • 過去作のリピート販売にも注力
  • 引き続きデジタル化戦略を推進

参考までに

18年3月期は『モンスターハンター:ワールド』と『マーベル VS. カプコン:インフィニット』等で2,440万本
19年3月期は『バイオハザード RE:2』『デビル メイ クライ 5』等で2,530万本
20年3月期は『モンスターハンターワールド:アイスボーン』等で2,550万本

を達成しています。

デジタルコンテンツ事業のコンシューマ(ビデオゲーム)売上高を見ていくと、

18年3月期は700億円(パッケージ383億円、デジタル269億円、PCその他48億円)
19年3月期は806億円(パッケージ359億円、デジタル410億円、PCその他37億円)
20年3月期は555億円(パッケージ129億円、デジタル426億円)という実績

21年3月期は609億円(パッケージ159億円、デジタル450億円)の見通しです。

※20年3月期からPCその他サブセグメントはコンシューマに統合されています。

販売本数は伸ばす計画である一方で、売上高としては18年3月期、19年3月期にはとどかないと考えられています。

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