【比較】『ロンリー・マウンテン・ダウンヒル』Nintendo Switch版の特徴や他機種との違い


Lonely Mountains: Downhill ロンリー・マウンテン・ダウンヒル

 

味のあるローポリで描かれる、深い森や川など手つかずの雄大な自然が残る美しい山をマウンテンバイクで下る。Megagon Industries 開発の自転車ゲーム『Lonely Mountains: Downhill』(ロンリー・マウンテン・ダウンヒル)が任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)に対応。

2020年5月7日に日本国内のニンテンドーeショップでもリリースされました。価格は2,200円(税込)。

主人公の他にライバル選手もレースの様子を見守るギャラリーも出てこず、タイトル通り黙々と山と向き合う本作。小鳥のさえずりや川を流れる水の音、風の音、タイヤが土や草を擦る音といった環境音をBGMに、タイムアタックをしたり、好きなペースで散策をしたり、あるいは隠された休憩所で休憩をしたりとリラックスしたゲームの側面も。

道中のチェックポイントさえ通過すれば、山をどう下るのかルートは自由。正規ルートっぽいところを外れて新たなショートカットを開拓していく楽しさも。一見無茶に感じる道を勇気をもって進み、どんどんクラッシュしてリトライして最短ルートを探そう。

Daily Ridesと呼ばれるイベントや新たなペイント、バイクのバリエーションなど長く楽しめる要素も豊富です。

『Lonely Mountains: Downhill』がNintendo Switchに対応

『Lonely Mountains: Downhill』とは

『Lonely Mountains: Downhill』(ロンリー・マウンテン・ダウンヒル)は、マウンテンバイク競技の一種である「ダウンヒル」をテーマとするエクストリームスポーツゲームです。スタート地点から一気に山を下りゴールを目指す、スリルとスピード感を味わえる自転車ゲーム。

登場人物はプレイヤーキャラのみ。あとは山(特徴の異なる山が、初期状態では 4 つ用意されています)。ローポリ風味のグラフィックで描かれる大自然とボケ感強めの被写界深度があいまって、ジオラマ感ある独自の映像を作り出します。

プレイヤーができることはハンドル操作に加速とブレーキ、そして急加速できるスプリント(ダッシュ)。これらのテクニックを駆使して、決められたルートが用意されているわけではない(ある程度のガイドはあるけれど道を外れて進んでもOK)、自分の好きなルートを走りゴールを目指します。

選んだバイクの性能次第では、かなりの高さから落ちてもヘッチャラなので大胆なショートカットも可能。小休止できる休憩所も用意されています。

他プレイヤーとのオンライン対戦はなくシングルプレイに特化していますが、オンラインに接続しているとタイムが共有され自分の世界ランキングなどは分かるようになっています。

実績を解除していくのは簡単ではないけれど、すぐにリトライできるので、トライ・アンド・エラーもあまり苦になりません。

Nintendo Switch 版の特徴

発売時、Nintendo Switch 版は他機種版よりも画面効果などビジュアル面でやや劣り、フレームレートはTVモードで40〜55fps、携帯モードでは30〜50fpsでの描写となります。解像度は720pを基本とする動的解像度が採用。

ただそれほど気になる問題ではなく、またありがたいことに発売後のアップデートでパフォーマンスが向上。携帯モード時は被写界深度を犠牲にする代わりに 720p 固定となるなど、TVモードでも携帯モードでもゲーム体験を改善させるための更新が行われています。

体験版が配信

DLCでもっと楽しめる

『ロンリー・マウンテン・ダウンヒル』ではもっと深くゲームを楽しめる拡張コンテンツが配信されています(一部無料)。購入すると前人未踏の山を探検したり、新たなカスタマイズアイテムを手に入れることができます。最初に用意された山々では物足りなく感じたら、新たなチャレンジへ足を踏み出してみるのもいいのでは。


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