2019年にヨーロッパで最も売れたゲームソフトは、エレクトロニック・アーツの『FIFA 20』でした。
調査会社 GfK によると、毎年驚異的な売上を誇るEAの人気サッカーゲームシリーズはこれで3年連続で1位を記録(『FIFA 18』『FIFA 19』、そして『FIFA 20』)。アクティビジョンの『Call of Duty: Modern Warfare』、3位は任天堂の『マリオカート8 デラックス』でした。
GfK の2019年アニュアルチャートは、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スウェーデン、スイス、スペイン、イギリスの15か国で実施された調査データが使用されています。
上期の時点では『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』と『FIFA 19』がトップセラーの座を争っていたようですが、年間では新作がワンツーとなっています。そこへ加わる2017年発売の『マリオカート8 デラックス』という構図。
『FIFA』『CoD』『マリオカート』というトップ3の並びは、2019年のイギリスでも同じでした。パッケージ市場が縮小する中で『FIFA 20』は唯一150万本を突破、『CoD: MW』は120万本に迫る、抜きん出た人気シリーズとなっています。