任天堂アメリカ (Nintendo of America Inc.)は17日、2017年3月に発売を開始した家庭用ゲーム機Nintendo Switchファミリーの北米地域における累計販売台数が1,500万台を突破したと発表しました。
Nintendo Switch販売台数の累計1000万台突破が報告された先日の欧州に続いて、北米でも新たなマイルストーン到達が報告。
最も市場が大きく、Switchの販売も好調な北米地域ではついに1,500万台を突破しました。Wii Uの最終的な販売台数1,356万台を、北米地域だけで上回ります。
発売3年目を迎えたNintendo Switchの2019年9月までの北米売上高は、前年の同じ期間と比べて20%増加。NPDグループによるとNintendo Switchは、昨年12月から10か月連続して米国内で最も売れた家庭用ゲーム機です。
ミリオンセラーは14タイトル
ソフトウェア方面では、これまでに14作のNintendo Switchソフトが北米で累計100万本を突破。うち4作(マリオカート8 デラックス、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド、スーパーマリオ オデッセイ、大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)は600万本以上を販売しています。
『マリオカート』や『スマブラ』などはNintendo Switchでフランチャイズのこれまでの記録を塗り替える勢いで売れ続けているといいます。
『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』や『Minecraft』『Fortnite』といったパートナーのタイトルも好調な売上を記録。『Stardew Valley』や『Cuphead』『Overcooked』『Untitled Goose Game』など、インディーデベロッパーからも多数のソフトが発売されています。
任天堂は今年の春から夏にかけて『スーパーマリオメーカー2』や『ファイアーエムブレム 風花雪月』『アストラルチェイン』『ゼルダの伝説 夢をみる島』といったタイトルをリリースしてきました。
そしてホリデーシーズンに向けてさらに複数タイトルを発売。『ルイージマンション3』や『リングフィットアドベンチャー』、そして今年の目玉『ポケットモンスター ソード・シールド』などでNintendo Switchのさらなる普及を目指します。