欧州:Nintendo Switchの販売台数が1,000万台を突破、任天堂の据置型ゲーム機ではWii以来2度目


Nintendo Switch

 

任天堂が2017年3月3日に発売を開始した家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)の累計販売台数が、欧州で1,000万台を突破しました。任天堂ヨーロッパがマイルストーン到達を報告しています。

Nintendo Switch、欧州で1,000万台突破

任天堂ヨーロッパは10月10日、欧州地域におけるNintendo Switchファミリー(Nintendo Switch Liteを含む)の発売開始以来の累計販売台数が1,000万台を突破したことを発表しました。

任天堂の据置型ゲーム機の販売台数が欧州で1,000万台を突破したのは、2006年発売のWii以来2例目。

欧州での好調さを反映してか、あるいはビジネスを拡大している関係でその他地域に含まれる国・地域が増えていることからか、任天堂のIR資料の売上データにおいては、Nintendo Switchではこれまで「その他」に含まれていた「欧州」が、日本や米大陸と同じように独立した地域として数えられるようになっています。

Nintendo Switchの販売台数は2019年6月末時点で3,687万台。過去に発売されたWii U(1,356万台)やニンテンドーゲームキューブ(2,174万台)、ニンテンドウ64(3,293万台)の最終的な販売台数をすでに上回っています。

欧州の販売台数は2019年6月末時点で960万台でした。そこから3か月と少し、通常本体の普及や携帯モード特化のNintendo Switch Liteの投入により、節目の1,000万台を突破しました。

ちなみに欧州と分かれたその他地域でも2019年6月末までに361万台を販売。日米欧以外の地域でもNintendo Switch市場が拡大しています。

任天堂は今年残りの期間に『ルイージマンション3』や『リングフィットアドベンチャー』『ポケットモンスター ソード・シールド』『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』を発売予定。

年が明けて2020年3月には女性人気の高い『どうぶつの森』シリーズ最新作『あつまれ どうぶつの森』も控えています。

任天堂史上最も売れたホームコンソールのWiiは最終的に世界1億台以上普及。うち欧州を含むその他地域では4,000万台超を販売しました。

携帯型ゲーム機の特徴も兼ねたハイブリッドハードのNintendo SwitchはWiiに迫り、そして超えていくことができるでしょうか。


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