株式会社ポケモンは5月29日、東京都内で「ポケモン事業戦略発表会 2019」を開催。「睡眠のエンターテイメント化」や新たなクラウドサービス『Pokémon HOME』、DeNAとの新作プロジェクト『ポケモンマスターズ』など、大きく7つの新プロジェクトを発表しました。

Nintendo Switchで『名探偵ピカチュウ』の完結編が開発中

東宝の常務取締役・松岡宏泰氏が登壇。5月3日より世界中で好評公開中の映画『名探偵ピカチュウ』について、日本発のIPとして、「ゴジラと並んで大きな数字を稼いでくれている」と評価しています。

今後公開予定の映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』も含め、様々な映画プロジェクトに関して、ポケモンと共に新しい映像クリエイティブに挑戦していきたいと考えているとコメントしました。

また、5月31日に行われる株ポケの株主総会において議案が可決すれば、社外取締役に就任予定であることも明かしました。

続けてポケモン代表取締役社長・石原恒和氏が、原作ゲームである『名探偵ピカチュウ』の続編に言及。Nintendo Switch向けに開発中であることが発表されました。Switch版はニンテンドー3DSでは途中までとなっていたストーリーが完結するほか、映画とは違った結末が用意されているとのこと。

東京・渋谷PARCOに“Pokémon Center SHIBUYA”を出店

ポケモンのグッズ販売だけにとどまらず、ポケモンファンが集まる空間を提供する、ソフト・ハードの両面で様々なサービスを提供する総合施設「ポケモンセンター」が、今秋開業予定の渋谷PARCOにオープン予定。

新たにオープンする“Pokémon Center SHIBUYA”では、これまでとはコンセプトを一新。「ポケモンと新しい技術の掛け合わせ」や「他社との協業」を行うことで、ただ買い物をするだけでなく、ポケモンファンにとってそこへ訪れるだけで楽しめる空間を作っていきたいと考えているとのこと。

渋谷PARCOには、任天堂の旗艦店“Nintendo Tokyo”もオープン予定。“Pokémon Center SHIBUYA”は良きパートナーとして、お互いに価値を高めるコラボ企画も進行中です。

ポケモン × 網易 (ネットイース) 中国初の公式ゲーム『ポケモンクエスト』

Nintendo Switch / モバイルで展開中の『ポケモンクエスト』が中国市場で展開。中国版『ポケモンクエスト』は、グローバル版が持つ体験はもちろんのこと、PvP機能(対戦)やソーシャル機能が追加。

初めてオフィシャル展開されるポケモン関連ゲームへの注目度は高く、170万人以上の事前登録者を獲得しています。

『Pokémon HOME』はすべてのポケモンが集まる場所

ゲームフリークの増田順一氏が登壇。Nintendo Switch / モバイル向けの新たなクラウドサービス『Pokémon HOME』が発表されました。2020年初旬にローンチ予定。

携帯型ゲーム機向けソフトとして始まった『ポケットモンスター』も、『ポケモンGO』や『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』などこれまでにないプラットフォーム展開により、新たなユーザーを獲得。ここ数年のポケモンを取り巻く環境は、昔では考えられないほど大きく、複雑なものへと変化を遂げました。

『Pokémon HOME』は、“すべてのポケモンが集まる場所”をコンセプトに、多様化したポケモンの世界をひとつに集めるNintendo Switch/スマートフォン向けクラウドサービス。

ニンテンドー3DS向けに提供されている『ポケモンバンク』をさらに拡張したようなサービスで、今回はゲーム機という枠を超え、『ポケモンバンク』『ピカブイ』『ソード・シールド』、さらに『ポケモンGO』とも連携。ポケモンを預けたり、対応ソフトへ連れて行くことが可能です。

また『Pokémon HOME』上でポケモン交換が可能。目の前にいる友達と、世界中の人達と、ポケモン交換を楽しめるよになります。またその場に集まった全員で同時に交換する機能の実装も検討されています。

『Pokémon Sleep』ポケモンが「睡眠」をエンターテイメントに変える

現実世界が冒険の舞台となる『ポケモンGO』で「歩く」をエンターテイメント化したポケモンが、毎日をもっと魅力的にするものとして次に注目したのが“睡眠”です。

『Pokémon Sleep』は、“朝起きるのが楽しみになるゲーム”をコンセプトとする、睡眠を利用したゲームアプリ。『はねろ!コイキング』のセレクトボタンと共同で開発が進められています。プレイヤーの寝た時間や起きた時間など、睡眠に関する情報を活用し、エンターテインメント化することを目指しています。2020年リリース予定。

任天堂やNianticも睡眠のエンタメ化をサポート

ポケモンによる睡眠のエンタメ化には、任天堂や『ポケモンGO』開発・運営のNianticもサポート。

新デバイス「Pokémon GO Plus +(ポケモンゴープラスプラス)」

任天堂は、「睡眠のエンタメ化」というポケモンのチャレンジをサポートする新デバイス「Pokémon GO Plus+(ポケモンゴープラス プラス)」を開発。

「Pokémon GO Plus+」は、「Pokémon GO Plus」としての機能を持ちながら、利用者の睡眠時間を計測してくれるデバイス。枕もとに置くと、内蔵された加速度センサーによって、眠っている時間を計測。その結果をBluetoothでスマホに転送。これにより、昼間だけでなく、夜眠っている時間すら楽しい豊かな時間になるといいます。

任天堂は以前から、QOLプラットフォーム第1弾として睡眠をテーマとするノンウェアラブルデバイスの開発を進めています。製品化するまでのクオリティに届かず、ペンディング状態にあると言われていましたが、QOL開発経験が今回の「Pokémon GO Plus+」に生かされているのか、関連が気になるところ。

ポケモンGO × 睡眠

『ポケモンGO』開発・運営のNianticも、「睡眠のエンタメ化」というポケモンの挑戦をサポートしていくと明言。どのような形で良質な休息と『ポケモンGO』を結びつけていくのか。健康的なライフスタイルの増進を念頭において開発を進めているとのこと。

連携が明らかになったのは『ポケモンGO』と「Pokémon GO Plus+」。睡眠がテーマの新たなゲームアプリ『Pokémon Sleep』は「Pokémon GO Plus+」とは連携するものの、『ポケモンGO』連携はない模様です。

『ポケモンマスターズ』ポケモン × DeNAによる新作アプリゲーム

DeNAが開発を発表していたポケモンの新作ゲームアプリが発表。タイトルは『ポケモンマスターズ』です。

発案者はポケモンのイラストレーターとしても知られる杉森建氏で、“歴代のポケモントレーナーが活躍するゲーム”はどうか?というところから開発がスタートしました。

『ポケモンマスターズ』には歴代のシリーズに登場したポケモントレーナーと、パートナーのポケモンたちが大集結。

公開された映像ではグリーンやシロナ、カスミ、タケシとそのパートナーポケモンがボイス付きで登場するのを確認できます。2019年内にiOS/Android向けアプリとしてリリース予定。詳細は6月に発表予定です。

ポケモンシャツが販売地域拡大へ

最後はゲームではなく、151種類のポケモンたちをあしらったオリジナルデザイン生地で作られている「ポケモンシャツ」について。現在は日本を含むアジアの一部でのみ販売されていますが、今後、これが欧米をはじめ世界中でサービス提供していきたいと販売地域の拡大を計画中。

おわりに

というわけで「ポケモン事業戦略発表会 2019」で発表された内容のまとめでした。

2019年秋:ポケモンセンター シブヤ
2019年冬:ポケットモンスター ソード・シールド
2019年内:ポケモンマスターズ
2020年初旬:Pokémon HOME
2020年:Pokémon Sleep
発売日未定:名探偵ピカチュウ for Nintendo Switch

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