【比較】『Darksiders: Warmastered Edition』Nintendo Switch版の特徴や他機種版、オリジナル版との違い


 

アクションアドベンチャー『Darksiders: Warmastered Edition(ダークサイダーズ ウォーマスターエディション)』のNintendo Switch版が、国内でもリリースされました。

『Darksiders』は、ダークな世界観で描かれる『ゼルダの伝説』ライクなアクションアドベンチャー。そのHDリマスター版が『Darksiders: Warmastered Edition』です。

『Warmastered Edition』としてオリジナルからどの点で進化したのか、またNintendo Switch版の特徴について紹介しています。

Switch版『Darksiders: Warmastered Edition』が国内でもリリース

『Darksiders: Warmastered Edition(ダークサイダーズ ウォーマスターエディション)』は、Vigil Games が手がけた2010年の初代『Darksiders(ダークサイダーズ~審判の時~)』(PS3/Xbox 360)のリマスターバージョン。2016年にPS4/Xbox One/PC、2017年にWii U、Nintendo Switch版も2019年4月にリリースされました。

『Darksiders』は天軍と魔軍の軍勢により荒廃した世界を舞台とする、三人称視点のハック・アンド・スラッシュ系アクションアドベンチャーゲーム。

プレイヤーは、濡れ衣で人類滅亡の責任を負わされたヨハネの黙示録の四騎士の1人である「ウォー」を操作し、自分の身の潔白を証明するため、激しい戦いを繰り広げることとなります。

オリジナル版『Darksiders』開発元のVigil Gamesは、マーベルの『X-MEN』を手がけたアメコミ作家のJoe Madureira氏と、ゲームデザイナーのDavid L. Adams氏によって設立されたスタジオ。Joe Madureira氏はクリエイティブ・ディレクターとして『Darksiders』に参加していて、彼の手で描かれる世界観やストーリーも魅力の1つです。

THQ傘下だったVigil Gamesは、親会社の倒産にともない解散。Joe Madureira氏は新スタジオAirship Syndicateを立ち上げ、Nintendo Switchでも発売されているJRPGライクなRPG『Battle Chasers: Nightwar』をリリース。Joe Madureira氏はこの作品でアーティストを担当しています。

Darksiders: Warmastered Edition の特徴

『Darksiders』は、ダークファンタジーの世界で繰り広げられる、大剣やカマなど多彩な武器を用いた重量感溢れるアクションアドベンチャーゲームです。

力任せなアクションばかりで進むのではなく、パズル要素が多かったり、ボスとのバトルも頭を使う『ゼルダの伝説』っぽさが含まれるのも特徴。

その他にも『デビル メイ クライ』や『ゴッド・オブ・ウォー』など、様々な著名タイトルから面白い要素をいいとこどり。独自性には欠けるものの、1つのゲームとして上手くまとめています。

『Darksiders Warmastered Edition』は元作品をベースに、レンダリングやシャドウ、テクスチャが改良されているほか、発売機種に合わせて高解像度化などが施されたHDリマスター版となります。

Switch版の特徴:画質重視かパフォーマンス重視か

Nintendo Switch版は上記修正内容が含まれる、PS4/Xbox One版とWii U版との中間に位置するようなリマスターバージョンとなっています。

ドックに置いて「TVモード」で遊ぶ場合の解像度は1080pかつ30fpsで動作します。グラフィック品質を「パフォーマンスモード」に切り替えると、解像度は1440×810に落ちますが、フレームレートは向上し60fpsのゲームプレイを楽しめます。

「携帯モード」でも同様に画質の設定を行うことができます。「クオリティーモード」で遊ぶときは1280×720 かつ 30fps。一方「パフォーマンスモード」にすると解像度は540pに下がりますが、60fpsのゲームプレイを楽しむことができます。


この記事をシェアする