【比較】『Battle Chasers: Nightwar (バトルチェイサーズ ナイトウォー)』Nintendo Switch版の特徴、他機種版との違い


Battle Chasers: Nightwar (バトルチェイサーズ ナイトウォー)

 

『Battle Chasers: Nightwar (バトルチェイサーズ ナイトウォー)』は、90年代に海外でベストセラーとなった大人気コミックブック『Battle Chasers』を題材とする、JRPGの影響を感じさせる古き良きターン制バトルのRPG。

2017年10月に PC や Mac、PlayStation 4、Xbox One で発売された後、2018年5月に Nintendo Switch にも対応をはたしました(日本では2018年10月発売)。

ゲームの概要や Nintendo Switch 版の特徴、他機種版との違いなど気になる点をまとめています。

『Battle Chasers: Nightwar』を開発したのは、『X-MEN』や『Darksiders』シリーズなどのキャラクターデザインで知られるコミックアーティスト Joe Madureira 氏率いる 開発スタジオ Airship Syndicate。

Madureira 氏は『Darksiders』シリーズを開発していた Vigil Games に参画していましたが、スタジオは2013年に親会社の THQ の倒産にともない解散。

David L. Adams 氏ら Vigil Games の仲間とともに、新たに Airship Syndicate を立ち上げました。

その第1弾タイトルとなったのが『Battle Chasers: Nightwar』。パブリッシャーは THQ Nordic です。

『Battle Chasers: Nightwar』の特徴

『Battle Chasers: Nightwar』の特徴は、個性豊かで魅力的なキャラクターたちを生かす固有スキルや育成要素、滑らかなバトルアニメーション、日本語吹き替え音声。

開発者がJRPGのオマージュだというように、テクノロジーと魔法文明が同居する世界観や画面の左右にキャラクターが相対するターン制のコマンドバトルシステム、敵と戦い経験値やお金を貯めて新たな装備を揃えスキルを身につけてキャラクターを強化してさらに冒険を進める、ダンジョン探索、アイテム収集、クラフト、図鑑、ミニゲームの釣りなどといった、懐かしくも王道の様式美が備わった作品です。

メインだけでなくサブクエストの寄り道も楽しい。

Nintendo Switch 版の特徴

Nintendo Switch にも対応をはたした『Battle Chasers: Nightwar』ですが、 Nintendo Switch の本体機能(HD振動やタッチ操作など)を活用した独自要素はありません。

しかし Switch の大きな特徴である3つのプレイモードすべてに対応しており、いつでもどこでも快適にプレイすることが可能です。

テレビの前で腰を据えて遊ぶだけでなく、携帯モードで手軽にプレイできるのはこの手のRPGを攻略していく上で嬉しい部分です。

PS4/Xbox One版(1080p/最大60fps、Xbox One X なら最大4K)と比べると解像度・フレームレートの安定性で劣る Switch 版ですが、携帯できる利便性は Switch ならではの魅力です。

難点としては、他のコンソール版と同様にバトルやマップ移動時のロード時間が多少長く感じるところ。また当時をリスペクトしすぎたのかバトルの自動化や早送り、スキップといった現在では搭載されていることの多い快適性向上の機能も貧弱です。

しかし、それがあるからといってゲームの魅力が損なわれるほどではありません。海外スタジオ制作ですが、国内プレイヤーでも安心して楽しめるRPGです。

商品情報

タイトル : Battle Chasers: Nightwar (バトルチェイサーズ:ナイトウォー)
メーカー : THQ Nordic
プレイモード : TVモード、テーブルモード、携帯モード
プレイ人数 : 1人
ジャンル : ロールプレイング / アクション / アドベンチャー / その他
必要な容量 : 2.6GB


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