『Battle Chasers: Nightwar』コンソール版の売上はNintendo Switchがトップ、半年遅れにもかかわらず他機種を上回る


Battle Chasers: Nightwar (バトルチェイサーズ ナイトウォー)

 

Joe Madureir 氏や Ryan Stefanelli 氏が『Darksiders』シリーズ初期2作品を開発した Vigil Games の元スタッフたちとともに立ち上げた Airship Syndicate の第1弾タイトル『Battle Chasers: Nightwar (バトルチェイサーズ:ナイトウォー)』。2017年10月に PC / Mac / PS4 / Xbox One で発売され、その後2018年5月に Nintendo Switch にも対応しました(日本国内では2018年10月に発売)。

古き良き JRPG の影響を色濃く感じさせるターン制バトルを採用した RPG はスイッチのプレイスタイルと相性がよく、遅れて発売されたにもかかわらず、コンソールの中ではニンテンドースイッチ版が最も好調な売れ行きを示しているそうです。

Battle Chasers: Nightwar のコンソール売上は Switch 版が最も好調

デベロッパーの Airship Syndicate が Nintendo Everything とのインタビューの中で報告しています。

Airship Syndicate のディレクター Ryan Stefanelli 氏によれば、Nintendo Switch 版『Battle Chasers: Nightwar』は PC 版の次に販売数が多いプラットフォームとなりました。他の家庭用ゲーム機よりも半年後に発売されたにもかかわらず、「PS4版やXbox One版を物凄い速さで追い抜きました」。

Nintendo Switch 版『Battle Chasers: Nightwar』のメタスコアは“80”でユーザースコアは“8.1”とポジティブな評価。2018年に発売され高評価だったスイッチ対応ソフト100選にも入っています。Stefanelli 氏や Airship Syndicate も、ソフトの評価に満足しているようです。

先に発売されていた機種のバージョンを遊んだユーザーから得たフィードバックを反映させられたことで、スイッチ版はゲームバランスの調整やバグ修正を行えたのだそう。発売が遅れたのは悪いことばかりでなく、恩恵も受けたと Stefanelli 氏はコメントしています。

Battle Chasers: Nightwar について

『Battle Chasers: Nightwar』は1990年代にベストセラーになった、コミックアーティスト Joe Madureira 氏の大人気コミックブック『Battle Chasers』を元に制作されたRPG。

ターン制バトルやパズルや謎解き要素を含むダンジョン探索、異なるアビリティを持つ個性豊かなキャラクターと彼らの育成、クラフト、図鑑、ミニゲームの釣りなど、古き良き往年のJRPGの影響を感じさせる作りとなっています。

Nintendo Switch版『Battle Chasers: Nightwar』はニンテンドーeショップで好評配信中。時々セールも行われているので、“海外スタジオが制作するJRPG”がどのように仕上がっているのか気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


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