オーストリアのウィーンとスウェーデンのカールスタードに拠点をおくゲームパブリッシャーTHQ Nordic GmbHは10月21日、日本法人THQ Nordic Japan株式会社を10月3日に設立したと発表しました。
代表取締役には加藤祐司氏（ワーカービー代表取締役）が就任。住所もワーカービーと同一です。
THQ Nordic Japanは米国のTHQ Nordic Inc.に続くTHQ Nordicの世界2つ目の販売拠点で、THQ Nordic GmbHおよびHandyGamesのゲームの日本での配信、PR、マーケティングを担当。
日本国内市場におけるTHQ Nordicのタイトルは『Battle Chasers』や『Darksiders』など多くが国内パブリッシャーを通じてリリースされています。
今回の日本法人を立ち上げたことで、自ら日本市場でのビジネスを本格的に開始することとなり、THQ Nordicのさらなるファン層拡大を目指します。
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THQ Nordicとは
THQ Nordicは、2012年に倒産した米THQの商標や一部IPを取得したNordic Gamesが2016年に改名し誕生したゲームパブリッシャーおよびデベロッパー。Embracer Group ABのグループ企業です。
Grimlore Games（ドイツ、ミュンヘン）やRainbow Studios（アメリカ、アリゾナ）、Mirage Game Studios（スウェーデン、カールスタード）、Black Forest Games（ドイツ、オッフェンブルク）、Pieces Interactive（スウェーデン、シェブデ）、Experiment 101（スウェーデン、ストックホルム）、Bugbear Entertainment（フィンランド、ヘルシンキ）、Piranha Bytes（ドイツ、エッセン）、Gunfire Games（アメリカ、オースティン）といった内部開発スタジオを有しています。
またHandyGames（ドイツ、ギーベルシュタット）は2018年7月より傘下となっています。
HandyGames について
HandyGamesはTHQ Nordicのファミリー企業で、中小規模のプロジェクトやデベロッパーのゲームを世界中に向けて配信しているドイツの大手ゲームパブリッシャーです。
モバイルからコンソール、VRと多種多様なプラットフォームで高品質なゲームも制作し、2015年にはGerman Developer Award「Best German Game Studio」、2018年にはGerman Games Award 2018「Best Game Design」を受賞しました。
Embracer Group ABについて
Embracer Group ABは、スウェーデンのカールスタードに拠点を置き、グローバルゲーム市場向けにPCおよびコンソールゲームを開発および配信するグループ企業を統括する持株会社です。以前はTHQ Nordic ABとして知られていましたが、混乱を避け、グループ構造を明確化するために2019年9月にEmbracer Group ABへと商号が変更されました。
グループ企業には、THQ Nordic GmbH、Coffee Stain AB、Koch Media GmbHがあり、世界的に大きな存在感を示しています。
ドイツ、チェコ、イギリス、フィンランド、アメリカ合衆国、スウェーデンに拠点をおく18のゲーム開発スタジオで2800名以上が働いており、『Wreckfest』『Darksiders』『ゴートシュミレーター』『セインツロウ』『Metro』『MX vs ATV』『Dead Island』『Kingdoms of Amalur』『TimeSplitters』『Satisfactory』など、130を超えるゲームフランチャイズを保有しています。
THQ Nordic GmbH CEO：Klemens Kreuzer氏のコメント
我々は、日本の皆さんに我々のゲームが真に受け入れられるためには、日本のパートナーと協力して取り組むことが不可欠と考えています。「待てば海路の日和あり」という言葉のとおり、十分な準備期間を経て、ついに日本法人設立が実現しました。日本の皆さん、今後も我々のゲームにご期待ください。
THQ Nordic Japan株式会社 代表取締役：加藤祐司氏のコメント
我々は15年以上に渡り、海外ゲームをローカライズし、日本のユーザの皆さんに届けてきました。今回、THQ Nordic Japan株式会社の設立にあたり、我々はすばらしいゲームを日本で配信する大変名誉な機会を得ました。THQ Nordic のゲームをより多くの日本の皆様に楽しんでいただけるよう、また日本でTHQ Nordic が身近な存在になれるよう取り組んでまいります。
