ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は9日、同社が販売する据置型ゲーム機「プレイステーション4 (PlayStation 4, PS4)」の2017年の年末商戦期(2017年11月19日〜12月31日)における売上を報告。PS4 本体が世界合計で590万台以上の実売を達成したと発表しました。これにより、PS4 本体の累計実売台数は、2017年末時点で7360万台を突破しました(実売数量は SIE 調査による推計値)。
PS4、2017年は実売2020万台で過去最高の1年に
2017年1月1日時点におけるPS4の実売数は世界5340万台。この1年の実売数は2020万台でした。2017年は、年末商戦期こそ2016年の620万台を下回ったものの、ハイエンドモデルの PS4 Pro や PS4 Slim 等と呼ばれていた小型・軽量化した低価格な CUH-2000 系が年間を通して寄与した結果、1年トータルの実売数は2016年の1750万台を上回り、2013年にハードが発売されて以降、最高を更新しました。
PS Store は12月に過去最高の単月実売数を記録
なお、同じく年末商戦期のソフト実売数は、PS Store 込みで5590万本。累計実売本数は6億4500万本を突破しました(実売数量は SIE 調査による推計値)。
また、有料会員サービス『プレイステーション プラス』の加入者数は2017年12月末までに累計3150万を突破。2017年12月は、PS Store で過去最高のコンテンツ実売数を記録した月となったということです。
SIE の社長兼 CEO を務める小寺剛氏は、リリースの中で次のように述べています。
「PS4が世界中のユーザーの皆様からご支持をいただき、好調な年末商戦を迎えられたことを大変嬉しく思います。また、『プレイステーション ネットワーク』も着実にサービスの基盤を拡大し、有料会員サービス『プレイステーション プラス』の加入者数は累計3,150万を突破、2017年12月にはPS Storeにおいて過去最高のコンテンツ実売数を単月ベースで記録しました。
これもひとえにユーザーの皆様およびパートナー各社様からの多大なるご支援によるものと、心から感謝申し上げます。今後も皆様からのご期待に応えるべく、全社一丸となってPS4プラットフォームの普及・拡大を推進し、充実したソフトウェアラインアップおよび革新的なネットワークサービスにより、これまで以上に魅力的な『最高の遊び場』を提供してまいります」
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