メディアクリエイト調べによる2017年12月4日~12月10日週のハード・ソフト販売ランキングが発表され、10月発売の『スーパーマリオ オデッセイ』が100万本を突破、Nintendo Switch 本体も22万台を超えるなど年末商戦が本格化しています。
スーパーマリオ オデッセイがミリオン突破
ファミリー向けに強い任天堂プラットフォームが、クリスマスプレゼント需要などで伸びるこの時期、今年は Nintendo Switch の人気も手伝って非常に勢いがあります。まず『スーパーマリオ オデッセイ』が13.3万本を販売して累計108.2万本に。国内ではセールスが伸び悩みがちの3Dマリオでしたが、発売から8週でミリオンセールスを達成しています。同期間の売上は国内209万本以上を販売しているニンテンドー3DS用ソフト『スーパーマリオ 3Dランド』を上回っており、累計でもどこまで迫れるか、あるいは上回って3Dマリオ史上最大セールスとなるのか注目です。
スプラトゥーン2は前作超え、マリカ8DXはミリオン間近
続いて『スプラトゥーン2』は7.0万本を販売して153.0万本と150万本を突破。Wii U で発売され、同ハードで最も売れた前作に販売規模で並びました。『マリオカート8 デラックス』は、5.1万本で累計94.5万本。こちらはミリオン目前で年内突破は確実です。
ゼルダBotWは70万本を突破
DLC第2弾が配信された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は1.9万本を販売し70万本を突破。据置型ゲーム機向け『ゼルダの伝説』が、単一機種で70万本を上回ったのは、おそらく2002年にゲームキューブで発売された『ゼルダの伝説 風のタクト』以来ではないでしょうか。
また『ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT DX』が1.1万本で累計15万本を突破。『ARMS』も1.0万本で累計27万本を超えるなど格闘ゲーム群も売上を伸ばしています。『ゼノブレイド2』は1.2万本で累計12.9万本となりました。
3DSソフトでは『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』が11.9万本で累計116.9万本に。今週1.2万本を販売し累計30.2万本まで伸ばしている『ダブルパック』分をあわせると177万本を上回ってきます。
1位の『妖怪ウォッチバスターズ2 秘宝伝説バンバラヤー ソード/マグナム』は20.8万本。2015年7月に発売された前作『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』と比べると7割減、48万本以上減少しました。
スイッチは22万台で300万台目前
ハードでは Nintendo Switch 本体が22.1万台を販売してシェア63%を獲得。累計は290万台を超えました。4週連続で10万台を上回っており、次週にも国内累計300万台を突破する勢いです。クリスマス前ラストの1週間ということで、今週は店舗にもネット通販にもかなりの量の本体出荷があった模様です。さらに売上を伸ばし、月間100万台達成となるでしょうか。
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