任天堂の2017年3月期決算より、Nintendo Switch と Wii U 向けに発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の Wii U 版の販売本数が100万本を突破したことが明らかになっています。
3月3日、Nintendo Switch のローンチタイトルの1つとして任天堂から発売された、30年を超える老舗シリーズ最新作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。オープンワールドの世界を舞台にしたリンクの新たな冒険は、国内外で賞賛される内容で、Switch 本体の販売を強烈に牽引するローンチタイトルの役目を見事にはたし、本体装着率は100%を上回るという、非常に珍しい動き、そしてゼルダ人気の高さを印象づけました。
『ゼルダの伝説 BotW』はもともと、Wii U 専用ソフトとして開発。最終的に Nintendo Switch とのマルチプラットフォームが採用され、新ハードの最初の1本として購入するユーザーも多くなっているものの、Wii U で遊んでいるユーザーもまだまだ多く、合算384万本のうち、108万本を Wii U 版が占めました。特に海外では『ゼルダの伝説 BotW』購入者の28.8%が Wii U 版を選択しており、日本(23.5%)よりも購入比率が高くなっています。
マルチプラットフォームではあるものの、機種ごとの内容の差はなく、違いは性能によるもの(画質 900p vs. 720p、音質)のみであると任天堂は発表。品薄で入手が困難になっている Nintendo Switch を待つよりも、今ある環境でまずゼルダ最新作を体験したかった人が海外では少なくなかったと思われます。
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