2017年3月発売の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をもって任天堂が Wii U の新作ソフト開発を終了し、さらに Wii U 本体の生産も終了。販売好調な Nintendo Switch への移行が急速に進んでいます。
従来どおりの据置型ゲーム機としてだけでなく携帯型ゲーム機のようにも遊べるハイブリッドコンソールであるニンテンドースイッチはゲームソフトを起動するまでの時間も早く、僕自身スイッチで遊ぶ時間のほうが断然多くなっています。
とはいえ、テレビ画面と Wii U GamePad の 2 画面を持つ Wii U には、スイッチにはない魅力もまだあります。
このページでは Wii U をまだ利用していく利点について紹介しています。
Contents
【終了】動画プレイヤーとして使う
Wii U では様々な動画配信サービスも参入。メディアプレイヤーとして使うことができました。Netflix や Hulu、Amazonプライムビデオ、YouTube などの視聴アプリがニンテンドーeショップで配信。
Wii Uの2画面を活かして、リビングのテレビで、または GamePad 画面で動画を見ることができました。スマホの画面よりも大きな画面で動画を見たいときにGamePadは便利です（ただし、Wii U本体から通信ができる距離に限りますが）。テレビでも手元の画面でも、動画を楽しむことができます。
また、もう1つ2画面のメリットとして、手元の画面に情報を表示させられるので、見たい動画を探すときにも便利です。テレビ画面の表示だと文字情報などがどうしても見にくかったりしますが、手元の画面ならそんなことはありません。
2画面表示はスイッチではできない、Wii U ならではの機能です。
Wii U に対応していた動画サービス
- Amazonビデオ：サービス終了
- Netflix：サービス終了
- Hulu：サービス終了
- Rakuten TV：サービス終了
- ニコニコ、YouTube：サービス終了
Wii U は主に、上記の動画サービスに対応していました。2021年6月30日にNetflix が終了となり、Wii Uに対応してきた動画配信サービスすべてがサポート終了しました。
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[nlink url=”https://t011.org/game/160822.html”]
[nlink url=”https://t011.org/game/158431.html”]
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2画面でカラオケ
Wii U には、カラオケソフト『カラオケJOYSOUND for Wii U（WiiカラオケUから名称変更）』があらかじめインストールされていて、インターネット環境があれば、チケット（利用券）を購入して自宅ですぐにカラオケを楽しむことができます。配信楽曲数は、最新曲を含め10万曲以上。毎月新曲が追加されています。
Wii U GamePadの2画面はここでも活躍。GamePadをカラオケ店のリモコンのように扱うことができ、手元の画面からタッチ操作で曲の検索や予約、テンポやキーの調整を行ったりすることができます。マイクの音量やエコーの種類などを保存しておける機能もあるので、いつでも自分に合った設定で歌うことができます。
USBマイクがあればもっと本格的にカラオケを楽しめますよ。
[追記]
2017年12月6日、ニンテンドースイッチにもカラオケソフト『カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch』がリリースされ、スイッチでもカラオケを楽しめるようになりました。曲数も14万曲とスイッチ版のほうが多く揃っています。ただスイッチ版は1画面という制約がある以上、操作性は Wii U 版に軍配が上がります。
Wii ソフトを遊べる
Wii U は Wii との互換性があり、Wii 本体を処分してしまった場合でも Wii U があれば遊ぶことができます（遊ぶには Wii リモコンやヌンチャクなど対応コントローラーが必要）。
また Wii U 向けに「Wii ディスク（ダウンロード版）」という形でいくつかのソフトが配信されており、パッケージ版がなくても購入して遊ぶことができます。購入すると「Wii Uメニュー」にゲームアイコンが表示され、すぐに遊ぶことができます。パッケージ版のセーブデータを引き継ぐこともできます。
GBAソフトなど、レアなゲームも遊べる
マルチプラットフォームだった『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』だけでなく、『マリオカート8』や『ポッ拳』『ドンキーコング トロピカルフリーズ』など多くの Wii U ソフトが Nintendo Switch へ移植あるいはリマスターされています。
しかしバーチャルコンソールのおかげで、Nintendo Switch では遊べないレアなソフトもまだ遊ぶことができます。特に Wii U はゲームボーイアドバンスのソフトをバーチャルコンソールとして遊べる貴重な存在です。
バーチャルコンソール価格なので、パッケージ版ではプレミア化しているような珍しいソフトも安価に購入できる点も嬉しいポイント。
『スーパーマリオアドバンス』『ソニック アドバンス』『ファイナルファンタジータクティクス アドバンス』『ロックマン エグゼ』『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』『MOTHER3』『メトロイド フュージョン』『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』『星のカービィ 鏡の大迷宮』『星のカービィ 夢の泉デラックス』『黄金の太陽』『伝説のスタフィー』『マジカルバケーション』など GBA ならではのタイトルも Wii U で遊ぶことができます。
中には非売品も
デジタル配信されているソフトの中には、非売品も含まれています。
たとえば『エキサイト猛マシン』は2011年に、当時の会員プログラム「クラブニンテンドー会員」向けに配布されたソフト。『ゲームボーイギャラリー4』は日本未発売のソフトです。正規に販売されているのは Wii U だけなので非常に貴重です。
