2017年3月3日、Wii U と新型ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」の2機種で『ゼルダの伝説』シリーズ最新作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が発売されました。ゲームキューブと Wii で発売された『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』以来にマルチプラットフォーム体制となり、2機種で同時発売されたゼルダ。
このページでは、スイッチとWii Uの2機種間でどのような違いがあるのかを解説しています。
Contents
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド – Nintendo Switch と Wii U 版の違い
ゲーム内容
ゲーム内で体験できる内容に違いはありません。Wii U でもスイッチでも、追加コンテンツも含めて同じ内容の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を楽しむことができます。
発売日・価格
発売日:2017年3月3日
価格:7,678円(税込)
Nintendo Switch 版のみの商品
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド コレクターズ・エディション
発売日:2017年3月3日
価格:10,978円(税込)
『amiibo リンク(騎乗)』、サウンドセレクション、マップ、特別デザインタイトルシート付き
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド デラックス・コレクターズ・エディション
発売日:2017年3月3日
価格:15,257円(税込)
マイニンテンドーストア限定販売商品。
『amiibo リンク(騎乗)』、サウンドセレクション、マップ、特別デザインタイトルシートに加えて、フィギュア 回生のマスターソード、ポストカードセット(20種)が同梱。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド + エキスパンション・パス セット
発売日:2017年12月8日
価格:10,225円(税込)
追加コンテンツ「エキスパンション・パス」が同梱されたダウンロード版。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 冒険ガイドブック&マップ付き
発売日:2017年11月23日
価格:7,678円(税込)
冒険ガイドブック(88ページ)、ハイラル全体マップが同梱
画質・音質の違い
画質・解像度
具体的には、スイッチ版をテレビ画面に表示させるTVモード時の解像度は900p。また携帯モード時はディスプレイの解像度通りに720pで表示されます。Wii U版は720p。スイッチのTVモード時のみ、より高画質な900pとなります。
フレームレートはどちらの機種も30fps。
比較映像
下は Nintendo Switch 版と Wii U 版の比較映像です。
音質
サラウンド(リニアPCM)対応
音質面では、スイッチ版のほうが足音や環境音など、よりリアルな表現がなされています。
ロード・起動時間
ロード時間はスイッチ版のほうが若干速め。本体のスリープ機能もあり、遊び始めるまでの時間はスイッチが圧倒的に早いです。ただ、ゲームを起動したあと、遊んでいる最中に最もロード時間が短いのは Wii U のダウンロード版だと言われています。
ロード時間の短ささは短い順に下のようになります。
- Wii U (DL) < スイッチ (パッケージ/DL) < Wii U (パッケージ)
インストール容量
Wii U 版では、パッケージ版を遊ぶ際に、ディスクからゲームデータの一部をインストールする必要があります。このデータをインストールするためには「3GB」の本体保存メモリー、もしくは外付ハードディスクの空き容量が必要です(USBメモリーは使用不可)。
ダウンロード版のダウンロードに必要な容量
ニンテンドースイッチ版:13.4GB
Wii U 版:13GB
追加コンテンツ
ニンテンドースイッチ版と Wii U 版、どちらの機種でも追加コンテンツ「エキスパンション・パス」(シーズンパス)を楽しむことができます。それぞれの機種バージョンごとに販売されていますので、お持ちの機種のバージョンを購入するようにしましょう。
ニンテンドースイッチ版のメリット
ニンテンドースイッチは、携帯機のように持ち運びができる
タブレットのような形状という点では似通っているニンテンドースイッチとWii U。ですが、Wii U は従来のゲーム機のような本体があり、その本体から送信されたデータを Wii U GamePad で表示しています。それにに対して、スイッチはタブレットのような端末そのものが本体。そのため、Wii U は本体からの電波が届かなくなると接続が切れ、Wii U GamePad にゲーム画面が表示されなくなってしまいますが、スイッチはテレビから完全に離れた場所で遊ぶことができます。
すぐにゲームを再開できるスリープ機能
また、スイッチにはスリープ機能があり、ゲームを再開しようと思ったときには瞬時に再開可能です。ゲームを起動したあとは Wii U ダウンロード版が最も速いと言われますが、ゲームを起動するまでの時間 (この点は Wii U の欠点にもなっていますが)は、スイッチが圧倒的に速いです。