子どもの情報通信機器の利用を、親が監視したり制限を設ける「ペアレンタルコントロール」。
任天堂のニンテンドー3DS や Wii U にも、本体に「保護者による使用制限機能」が用意されていて、必要に応じて利用を制限を設定することができますが、より安心して遊べるゲーム機を目指している任天堂は、Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)で本体と連動するスマホアプリを用意しました。このアプリを使って、離れているときでも子どものゲームプレイ状況を見守ることができます。
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ニンテンドースイッチのペアレンタルコントロール – Nintendo みまもり Switch
3DS/Wii Uでは、本体側で「インターネットブラウザの利用」や「ニンテンドーeショップ等でのコンテンツ購入」「フレンド登録等の他ユーザーとのコミュニケーション」の制限の有無を設定を行えました。
子どもが実際にどんなゲームを遊んでいるかやどのくらいの時間ゲームで遊んでいるか。あるいは家族での約束を守って遊べているか。親としては気になるところですが、その確認はなかなか難しい。仕事や家事などで、常に子どものゲームプレイ状況を見られる距離にいるわけではないですし。
子どもの方からしても、遊んでいるところをずっと親に見られているのはあまり気持ちのいいものではありません。
Nintendo Switch では、スイッチ本体と連動するスマートフォン向けの無料アプリ『Nintendo みまもり Switch』(iOS / Android)を使ったペアレンタルコントロールの設定が可能に。アプリ上で子どものゲームプレイ状況を確認したり、さまざまな設定を行えるようになります。
クッパ親子による紹介映像
Nintendo みまもり Switch でできること
1日にあそぶ時間を設定
子どもと約束したゲームのプレイ時間を設定しておけば、ゲームに夢中になるあまり時間を忘れてしまっても、指定した時間になるとゲーム画面にアラームが表示。保護者は子どもが約束を守ってゲームを遊んでいるかをアプリで確認することができます。遊ぶ時間は曜日ごとに細かく設定が可能。
また「中断モード」というものがあり、約束の時間を過ぎると強制的にゲームをスリープさせ、その日は遊べなくすることも可能。ただこれはあまりに無慈悲というかかわいそうなので、なるべく使わずに済ませたいものです。
ゲームのプレイ状況のレポート
子どもがどんなゲームを遊んでいるかをひと目でチェックできるレポート機能。どのゲームをどれくらい遊んだのか、日々のプレイ状況を確認できるほか、月に1回、その月の状況をまとめてチェックできるレポートもプッシュ通知でとどきます。
保護者による使用制限機能
これまで通りの「保護者による使用制限」も行えます。CEROの年齢制限に合わせ、子どもの年齢に合わないゲームを遊べないようにしたり、他ユーザーとのコミュニケーションをどこまで許可するのかをソフトごとに設定したり、画像のSNS投稿の制限といった設定を行うことができ、インターネット上のトラブルから守ることができます。
なお、『Nintendo みまもり Switch』の利用には保護者(18歳以上)のニンテンドーアカウント(無料)が必要です。