過去のゲーム機やアーケードのゲームソフトを、今のハードで楽しめる「バーチャルコンソール (Virtual Console)」。任天堂は Nintendo Switch でもサービスを行っていく意向を、本体発売前からたびたび言及していますが、ローンチから3ヵ月が経ってもまだ対応ハードや開始時期など具体的なアナウンスがありません。
IGN のインタビューに応じた任天堂アメリカの COO レジナルド・フィサメィ氏(レジー社長)によれば、任天堂は Nintendo Switch におけるバーチャルコンソールをどう扱っていくのがベストなのか、最良の方法を模索しているようです。
「任天堂ファンやプレイヤーの皆さんが、任天堂のデジタルコンテンツすべてへアクセスしたいと考えていることは我々も理解しています。その上で、じゃあそれを可能にするための最善の方法は何だろうかと。もちろん、我々が持つ偉大な過去の資産、レガシーコンテンツへの関心が高いことも認識しています」
とレジー社長はコメント。サービス開始までまだしばらく時間がかかるかもしれませんね。
Nintendo Switch Online でクラッシクタイトルを提供
任天堂は有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」で、『スーパーマリオブラザーズ3』や『バルーンファイト』『ドクターマリオ』などの懐かしのゲームを1本にまとめ、オンラインプレイにも対応させた『クラシックゲームセレクション(仮称)』を提供予定。
ただこのソフトはバーチャルコンソールとは別ものであると、任天堂は話しています。
任天堂は、Wii や Wii U、ニンテンドー3DSの3つのハードで、過去資産をバーチャルコンソールとして配信。そのタイトル数は述べ1400以上。
現行のVC は、同じタイトルであってもハードごとに購入が必要だったり、セーブデータの共有ができないなどの不満点もあり、Nintendo Switch 版では、単に過去ソフトを配信していくだけではない、サービス内容の改善も望まれています。