2014年に、ニンテンドー3DSとWii Uの2機種でリリースされた『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U (スマブラ4)』。シリーズ初のマルチプラットフォームとなった最新作は、有料追加コンテンツや『amiibo』への対応で任天堂の業績に貢献しています。
今回はマルチプラットフォームということで売上が2機種に分散していますが、両機種版ともに継続的に売れ続けており、Wii で前作『大乱闘スマッシュブラザーズX』を越えてシリーズ最多販売数となりそうです。
任天堂の公式サイトに掲載されている主要ソフト販売実績によれば、『スマブラX』の累計販売数は1310万本。『スマブラ4』の販売数は3DS版が823万本、Wii U版が490万本で、合算すると1313万本となり、『X』をわずかに上回りました。3DS+Wii Uの販売台数が7281万台と、1億台を上回るWiiの7割程度にとどまっている中で、驚きの装着率となっています。
ただ注意したいのは、任天堂はこのところ前世代機の数字の更新を半年ごとにしていて、Wii U/3DSの『スマブラ4』が2016年6月末の数字なのに対して、Wiiの『スマブラX』は2016年3月末時点の数字だということです。
2015年9月〜2016年3月の半年で17万本販売するなど、『スマブラX』は未だに数字を積み重ねています。ひょっとすると6月末時点で1314万本以上になっているかもしれないということで、『スマブラ4』がシリーズ最多となるのは確実ながら、確定は9月末まで保留。