2016年2月で、初代発売から20年を迎えた『ポケットモンスター』。RPGの本編シリーズ売上が累計2億本を突破し、派生作も含めた累計販売は2億7900万本にもなる世界的な人気を誇るヒットシリーズですが(2016年2月29日時点)、その原点である初代が発売された2月27日にリリースされた3DS用バーチャルコンソール『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』のダウンロード数が世界累計150万本を突破していることが任天堂から報告されました。
2月27日に配信が開始されたVC『ポケットモンスター』は、2016年3月期における任天堂のダウンロード売上第4位を記録(パッケージソフトのDL版をのぞく)。追加コンテンツが中心にある中、ダウンロードソフトとして唯一トップ5入りを果たし、世界150万本超を販売(本体同梱分を除く)。439億円にまで増加したデジタル市場の拡大に貢献しました。
売上は半分以上をアメリカ市場が占めていて、アメリカでは2016年に入って以降、『ポケモン』を取り巻くムードが高まっているのだとか。スーパーボウルでのCMもありましたし、ポケモン20周年の動きが活発な印象です。
またeショップや公式サイトから直接購入できるダウンロードソフトであるものの、国内では店頭で販売しているダウンロードコードの販売比率が高くなっているそうです。オリジナル版のパッケージを再現したデザインになっていますから、当時を遊んだ方の懐かしさをくすぐったのかもしれません。