仕様が明らかになった際には批判もあった、Wii U『スーパーマリオメーカー』のツールのアンロック条件ですが、段階的に利用可能なツールが増えていくこの仕様決定の理由を、プロデューサーである任天堂の手塚卓志氏がEDGE誌の最新号で説明しています。
手塚氏によれば、試験を行い、要素が最初から全て利用可能であった場合に、多くのプレイヤーは自分が何をすべきなのか分からなくなってしまい、ゲームを十分に楽しめなかった事が分かっていたとのこと。またゲームへ慣れたことへの報酬として、翌日のアンロックを楽しみにしたもらいたい狙いもあったのだとか。
徐々にゲームコンテンツが増えていく仕組みは、5月に発売された『スプラトゥーン』でも導入。慣れと刺激を考慮した定期的なコンテンツ開放は、鮮度を保つ事に成功しています。
早期解禁パッチが製作中
「もっと早い段階でアンロック要素を使えるようにしてほしいという気持ちも分かる」と、手塚氏は批判についても理解。気持ちを理解するだけで終わらず、手塚氏や開発チームは現在、たくさんコースを制作するプレイヤーがもっと早くアンロックできるようになるパッチのリリースを計画しているとのこと。