Fire タブレットでは2015年の第5世代以降でコンテンツストレージの追加オプションとして microSD カードに対応。本体の空き容量が不足する場合など必要に応じて保存領域を増やすことができます(ファイルシステムはFAT32ファイルシステムに対応)。タブレットに初めて microSD カードを挿入した際、その microSD カードを内部ストレージまたは外部ストレージ(ポータブルストレージ)として指定できます。
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Fireタブレット : microSDカードの内部ストレージと外部ストレージ
内部ストレージ
「内部ストレージ」は本体ストレージではアプリを保存しきれないときに適したストレージ拡張オプションです。アプリに加え写真や音楽などあらゆるファイルを保存可能。ただし一部のアプリはカードストレージのオプションに対応しておらず、本体ストレージに保存しなくてはならない場合があります。
一度内部ストレージとしてフォーマットされたカードは、再フォーマットしすべてのデータを消去しないかぎり別の端末で使用できません。Fireタブレットから取り外しPCなどにつなげてもデータを読み込めません。
- アプリ保存可能
- フォーマットしない限り別の端末で使えない
外部ストレージ(ポータブルストレージ)
「外部ストレージ(ポータルストレージ)」は、ファイルや写真、ビデオ、電子書籍などのコンテンツを保存し、端末間で転送する用途に最適なオプションです。別の端末で使うときなどコンテンツのデータ保存ならこちら。ただしアプリの著作権で保護されている映画や音楽などの一部のメディアは、端末間で転送できない場合があります。
Kindle本は、同じ Amazon アカウントを使用している場合にのみ他の端末でもアクセスが可能。
取り外しの際は「設定」>「ストレージ」へと進み、「SDカードを取り外す」を選択すと安全に取り外すことができます。
- アプリ保存不可
- 取り外して別の端末(PC等)でも使える
注: KindleおよびPrime Videoアプリは、ポータブルストレージにのみ対応しています。
どっち?
microSDカードは以前は内部ストレージ化して使用していたのですが、不具合が多かったのですよね(空き容量があるはずなのに保存できなかったり)。パソコンにつなぐこともあるので、現在は外部ストレージ化して使用しています。
内部ストレージは空き容量少なくなってくると動作が遅くもっさりとしてきます。使用するアプリの設定で SD カードを指定できる場合など、ファイル類は可能なかぎり外部ストレージに保存しています。
たとえば Prime Video アプリはプロフィールのアイコンをタップ>歯車アイコン「設定」>「ストリーミング再生・ダウンロード」>「SDカードにビデオをダウンロードする」をオンにすることで、内部ストレージでなく SD カードに動画を保存することができます。