映画『スーパーマリオ』がメキシコで歴代1位の映画興行収入を達成、『スパイダーマン』『アベンジャーズ』超え


ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

 

世界で最も有名なビデオゲームキャラクターのひとりである任天堂の「マリオ」が、映画でも目覚ましい記録を打ち立てています。どうやらメキシコ国内において任天堂とイルミネーションによるアニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、歴代1位の映画興行収入を達成しました。

5月に入ってマリオは歴代 3 位の位置につけていました。上位 2 作品は『アベンジャーズ/エンドゲーム』と『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。そこから2週間。それらを上回り、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はメキシコにおいて史上最高の興行収入を達成した映画となりました。アニメーション映画としてでもなく、ゲーム原作映画としてでもなく、メキシコで公開された映画すべてを上回りました。

メキシコにおける『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の興行収入は8,240万ドル。これまで1位だった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は8,115万6000ドルとのこと。

任天堂は映像分野を強化

任天堂は自社 IP の映像化をマリオだけで終わらせるつもりはなく、「任天堂 IP に触れる⼈⼝の拡⼤」を目指してこれまで任天堂ゲームに触れてこなかった人や今では離れてしまっている人との接点にしたいと考えています。2022年にはニンテンドーピクチャーズを子会社化(ダイナモピクチャーズを子会社化し社名変更)。さまざまな映像制作に力を入れていく方針です。すでに複数の企画に着手していることが、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』公開以前の 2020 年時点で明らかにされています。


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