カプコンは4日、2013年3月期第3四半期連結業績(2012年4-12月)を発表しました。売上高は726億9,900万円(前年同期比+44.66%)、営業利益は98億3,800万円(同+45.9%)、経常利益は100億5,400万円(同+72.6%)、純利益は66億4,500万円(同+104.9%)でした。
家庭用ゲームを含むデジタルコンテンツ事業の売上は、売上高497億200万円(前年同期比+39.2%)、営業利益は73億2,200万円(同+0.2%)でした。
売上高の内訳は、パッケージタイトルが330億円、DLCなどオンラインコンテンツ合計が197億円でした。
パッケージソフトの主力タイトルだった『バイオハザード6』は、初回出荷こそ好調だったもののリピートで伸び悩み、年内の世界出荷は480万本に止まりました。前四半期で修正した年度目標500万本は据え置かれています。
その他ではPS3/360『ドラゴンズドグマ』がオリジナルとしてミリオンセラーとなったほか(累計125万本)、3DS『モンスターハンター 3G Best Price!』が手堅い販売数を確保。またWii U『モンスターハンター3G HD Ver.』もスマッシュヒットとなりました。
前年同期比+53%以上の伸びを見せたオンラインコンテンツは、DLC販売や本編ダウンロード販売が好調。またモバイルコンテンツやPC関連も好調だったと説明されています。
1-3月の主要タイトルである『DmC』は、1月時点で100万本を突破。年度内120万本を目指します。
カプコンは売上高935億円、営業利益100億円、経常利益100億円、純利益65億円の通期連結業績を見込んでいます。