コーエーテクモホールディングスが23日に発表した2019年3月期第1四半期決算(2018年4-6月)は、売上高、営業利益ともにこの期間として過去最高を記録しました。利益率の高いスマートフォン向けゲームの運営収入やロイヤリティ収入などが貢献。営業利益率は前年同期の15%から28%に高まりました。
売上高は24%増の82億円、営業利益は133%増の23億円、経常利益は9%減の38億円、純利益は7%減の28億円でした。前年同期は営業外収益として有価証券売却益21億円を計上しており、その反動で経常利益、純利益が減少しています。
ゲームを含むエンタテインメント事業の売上高は74億円、セグメント利益は21億円でした。
アジアでサービス中の『三国志2017』の累計登録者数が550万人を突破し、ロイヤリティ収入がが収益向上に寄与。また「ω-Force」ブランドにおいて『真・三國無双8』や『進撃の巨人2』のリピート販売やダウンロードコンテンツが好調に推移しています。「Team NINJA」ブランドではル『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX』が海外で発売されました。
スクエニと共同開発のスマホゲーム『DISSIDIA FINAL FANTASY OPERA OMNIA (ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア)』も収益に貢献しました。その他、2017年2月発売の『仁王』が、この5月に世界販売本数200万本を突破しています(『仁王 Complete Edition』を含む)。