EAの2016年3月期はデジタル市場のさらなる拡大で増益に、『Star Wars Battlefield』は1400万本ヒット


 

エレクトロニック・アーツが10日に発表した2016年3月期の連結決算は、売上高が前期比2.6%減の43億9600万ドル、純利益が32.1%増の11億5600万ドルでした。Non-GAAPベースの売上高は45億6600万ドル、純利益は10億1800万ドルでした。

第4四半期の売上高は前期比10.3%増の13億800万ドル、純利益は127.5%増の8億9900万ドルでした(GAAPベース)。Non-GAAPベースの売上高は9億2400万ドル、純利益は1億6100万ドルでした。

今期のEAは、現行の家庭用ゲーム機(PS4/Xbox One)向けのナンバーワンパブリッシャーであったことに加えて(各集計機関ソースおよびEAの推計)、2015年モバイル分野においても最もゲームがダウンロードされたパブリッシャーに(App Annie調べ)。

スポーツタイトルを展開する「EA SPORTS」ブランドの家庭用ゲームは、前期比65%増となる5400万人以上ものユニークプレイヤーに遊ばれ、また1400万本以上のヒットとなった『Star Wars Battlefront』によって、EAは新たな層を開拓。第4四半期においては『Battlefront』シリーズのユニークプレイヤー数が940万人を記録しました。

『The Sims 4』のプレイヤーベースは年度を通じて3分の2の増加を見せ、モバイルの『The Sims FreePlay』は累計2億インストールに到達しています。『Madden NFL Mobile』も第4四半期は前年同期比でMAUが30%増加しました。

今や欠かせないサービスとなった『Ultimate Team』。『FIFA』『Madden NFL』『Hockey』のUTは引き続き好調で、第4四半期の売上高は前年同期比で26%アップを達成しました。為替変動の影響を除いた恒常為替レートで見た場合は33%アップしたということです。

パッケージを上回り、成長を続けているデジタル分野。今期は家庭用ゲーム機向けが前期と比較して2割増と成長を牽引し、ジャンル別では本編DL版と追加コンテンツがこちらも2割の成長を見せました。

EA 2016年3月期 決算

売上高:43億9600万ドル(前期比▲2.6%)
純利益:11億5600万ドル(+32.1%)

Non-GAAPベース

売上高:45億6600万ドル(+5.7%)
純利益:10億1800万ドル(+26.3%)

売上高内訳

パッケージ:20億3500万ドル(▲2.5%)
デジタル:25億3100万ドル(+13.4%)

次期の見通し

2017年3月期の主なラインナップは以下の通り。

Q1(4-6月):『Mirror’s Edge Catalyst』
Q2(7-9月):『FIFA 17』『Madden NFL 17』『NHL 17』
Q3(10-12月):『Battlefield 1』『Titanfall 2』
Q4(2017年1-3月):『NBA LIVE』『Mass Effect Andromeda』

これら新作群やコンソール/モバイル向けのライブサービスにより、予想業績は売上高が47億5000万ドル、純利益は8億900万ドル。1株当たり利益(EPS)は2.53ドル。Non-GAAPベースでは売上高49億ドル、純利益11億1700万ドル、EPSは3.5ドル。

パッケージ売上はだいたい20億ドル前後で頭打ちですが、デジタル売上はさらに拡大。28億ドル規模(Non-GAAPだと29億ドル)に達する見通しとなっています。

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