アニメ化から本格的に人気に火がつき、バンダイナムコが販売する関連グッズは430億円を超える爆発的なブームとなっている『妖怪ウォッチ』ですが、米玩具メーカー大手と協力し、2016年にも北米やヨーロッパはもちろん、中南米、オセアニアでも展開されることが発表されました。
電通エンタテインメントUSAおよびテレビ東京は13日、玩具メーカー大手ハズブロと提携し、『妖怪ウォッチ』を世界展開すると発表しました。ハズブロは2016年にも『妖怪ウォッチ』の斬新なトイラインナップを発表する予定。
日本と同じようにクロスプラットフォーム戦略がとられ、おもちゃ類だけでなく、アニメの配信やビデオゲーム、マーチャンダイジング等がグローバルで展開されます。
「『妖怪ウォッチ』フランチャイズが日本で大成功を収めているなか、複数のプラットフォームにまたがる新たなマーケットへお届けする準備が整いました」とレベルファイブの日野社長はコメント。
『妖怪ウォッチ』は、ある日妖怪ウィスパーと出会ったのをきっかけに、手に入れた妖怪ウォッチを通じて妖怪を見ることができるようになったさくらニュータウンに暮らす小学5年生の天野景太が、至る所に出没する妖怪と友達になったり、時には戦って問題を解決していく物語。
ニンテンドー3DSで先行発売されたゲーム版は、スマッシュヒットと言えるセールスを見せていましたが、アニメが放送開始されたことで本格的に注目され始め、『妖怪ウォッチ』フランチャイズは社会現象を引き起こすまでに。その人気は、ゲームは『1』がミリオンセラー、『2』は500万本を超えるヒット。バンダイナムコが販売している関連トイは年度500億円超えが見込まれるほど。
レベルファイブのキャラクターは『レイトン教授』や『イナズマイレブン』も海外で人気ですが、日本で社会現象となった『妖怪ウォッチ』は海外でどう受け止められるのか注目です。