任天堂は、業務の効率性を高めるため、現在4つある東京の事業所を、一部のグループ会社とともに一か所に集約します。
新たな拠点は東京都千代田区の神田錦町に2020年2月に竣工する「神田スクエア」となる予定。
すでに移転に向けた準備が進められています。
現在、当社グループは、東京で4つの事業所に分かれて、開発も含めた業務を行っています。拠点が分かれていることによる業務効率面での不便さなども出てきたことから、一部のグループ会社とともに一か所に集約することで、当社グループの業務効率性を高める体制を整えます。東京の新しい拠点の場所は、東京都千代田区の神田錦町を予定しており、移転に向けて準備を進めています。
一緒に移転する会社は
任天堂といえば京都の本社および開発棟、宇治工場が有名ですが、東京にもいくつか事業所や開発拠点をもっています。
主なところでは、台東区浅草橋にある東京支店や東京制作部(第8プロダクション)、任天堂販売。カービィのキャラクターの管理をするワープスターや、開発スタジオとしてエヌディーキューブや1-UPスタジオ、モノリスソフト、ゲームフリーク、HAL研究所といった会社も東京にあります。
このうちエヌディーキューブと1-UPスタジオ、モノリスソフトは任天堂子会社です。
ゲームフリークの移転が明らかになりました。
[nlink url=”https://t011.org/game/170386.html”]
ハル研究所公式サイトより、ハル研本社および東京開発センターも移転することが明らかになりました。
任天堂販売も神田スクエアに東京本社を移転し、9月14日より業務を開始しています。
なぜ拠点を集約?
古川社長によると、拠点を集約する理由は業務効率性を高める体制を整えるため。
拠点が分かれていることによる業務効率面での不便さなども出てきたことから、4つある任天堂の東京事業所を、一部のグループ会社とともに一か所に集約するということです。
新しい拠点の場所はJRなら神田、地下鉄なら竹橋や神保町、淡路町、新御茶ノ水、大手町などにほど近い神田錦町。
噂されていた「神田スクエア」は2020年2月に竣工し、3月より入居がはじまりました。