『マリオ&ルイージRPG』など開発、アルファドリームが破産


 

『マリオ&ルイージRPG』シリーズなどで知られる開発会社アルファドリームが倒産。10月1日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けたことが明らかになりました。負債は2018年3月末時点で約4億6500万円。

元スクウェアのスタッフが中心となって設立されたアルファドリームは、『マリオ&ルイージRPG』シリーズのほか、『とっとこハム太郎』のビデオゲーム(『4』以降)などを手がけてきました。2018年末には『マリオ&ルイージRPG3!!!』のリメイク『マリオ&ルイージRPG3 DX』が任天堂から発売されています。

帝国データバンクによると、2014年3月期には年収入高約3億円を計上。しかし近年は収入が伸び悩むだけでなく、開発費の負担も重しとなり、財務内容も債務超過が続くなど厳しい運営を強いられていました。業績を上向かせることができず、事業継続が困難となったことから、今回の措置となったということです。

今回、アルファドリームという会社はこういった結果となってしまいましたが、在籍していたスタッフの皆さんの今後、そして彼らが手がけてきたシリーズの今後が明るいものでありますように。

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