2024年11月7日に発売されるNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)ソフト『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』。『マリオ&ルイージRPG』シリーズとしては、2015 年に発売されたニンテンドー3DSソフト『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』以来、実に 9 年振りの完全新作です。
近年多く見られるように、任天堂は今のところ最新作の開発チームを明らかにしていません。そのため正確な開発会社は現時点では不明ですが、かつてのアルファドリームのメンバーも一部、開発に携わっているようです。
『マリルイ』最新作には元アルファドリームのスタッフも参加
『マリオ&ルイージRPG』シリーズ全作品を手がけてきたアルファドリームは 2019 年に破産。2020 年に消滅しています。そのため『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』の開発元がいったいどこなのかが、ファンの関心事のひとつとなっています(『ポケモンダイパ』リメイクや『サンドランド』のイルカではないかとの噂が出ています)。
任天堂はジャーナリストの Stephen Totilo 氏の取材に対して、次のように回答しています。
「『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』の開発には、『マリオ&ルイージRPG』フランチャイズに携わってきたオリジナルメンバーが何人か参加しています。開発者に関する詳細は、ゲーム発売後にゲーム内クレジットにてご確認ください」
元アルファドリームのスタッフが開発に参加しているということで、シリーズの遺伝子は最新作にも正しく引き継がれていることを期待させます。
アルファドリームの解散後、一部の人は任天堂や近い会社に移籍したことが分かっています。
たとえば『マリオ&ルイージRPG』シリーズでディレクターやシナリオを担当してきた窪田博之氏は任天堂子会社のモノリスソフトへ。ディレクターやプロデューサーなどを担当してきた前川嘉彦氏は『スーパーマリオRPG』のNintendo Switch版リメイクのスーパーバイザーとしてクレジットされています。
任天堂側のプロデューサー大谷明氏は今も任天堂に在籍。『プリンセスピーチ Showtime!』にスーパーバイザーとしてクレジットされています。