コーエーテクモホールディングスは10月9日、2019年3月期第2四半期業績について、4月に公表した数字を上回りそうだと発表しました。上方修正後の業績は売上高が173億円(+1.8%)、営業利益が45億円(+55.2%)、経常利益が83億円(53.7%)、純利益が60億円(53.8%)。第2四半期連結累計期間としては、経営統合以来最高の業績となる見込みです。
業績予想の修正を行った理由についてコエテクHDは、任天堂『ゼルダの伝説』とのコラボレーションタイトルである Nintendo Switch 用ソフト『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX』の売上が計画を超過したことや、『三国志2017 (新三國志 Mobile / 新三國志)』や『真・三國無双 斬』の展開地域拡大による利用者拡大が寄与していると説明。
また9月発売の PS4 / Nintendo Switch 用ソフト『無双OROCHI 3』の出足が好調であり、『仁王 Complete Edition』のリピートも堅調に推移しているとしています。さらに、営業外収益についても有価証券売却益が計画を上回りました。
なお、第3四半期以降の売上・利益の比率が高いことから、通気の連結業績予想は据え置きました。
『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX』は、2014年にWii Uで発売した『ゼルダ無双』にオリジナル要素を加えた2016年発売のニンテンドー3DS版『ハイラルオールスターズ』のDLCを含む全要素に、さらに新要素を加えた決定版。リンクやゼルダに『ブレス オブ ザ ワイルド』の衣装が追加されたほか、最新『amiibo』へ対応するなどの追加要素があります。