大人の男性の友情をテーマにしたコメディ・ドラマ。利己的で心無い主人公フランソワと、社交的で誰からも好かれるタクシードライバー・ブリュノ。一見正反対に見える2人だけど、実はブリュノも過去に辛い経験をして心に闇を抱えているのだった。

フランソワは、自分の誕生日のディナーに集まった全員から「お前の葬式には誰も来ない」と言われ、ショックを受ける。そして反論するうちに、「10日以内に親友を連れてくる」という賭けをする事に。早速、友人たちにコンタクトを取るフランソワだが、そこで誰も彼を親友だとは思っていない事を思い知る。そんな時、タクシー運転手ブリュノの親しみやすさを目にしたフランソワは、彼に人と仲良くなるコツを学ぶ事にするが…。

ブリュノが某有名クイズ番組に出演したいということでオチが読めてしまうのがちょっと残念かなあと思うけれど、エンディングできちんと変化した部分を消化しているのでまあいっか。

大人の友情、仕事一筋で生きている男性にとっては他人事ではない話なのかもしれないね。気が付いたときにはビジネス関係の知人ばかりで、仕事から離れたときには信頼出来る友人が誰1人としていない。なんていうシチュエーション。結構あるんじゃないかと思いますね。

友達捜しにあの手この手で奔走するも、お金を使った行動ばかりになってしまうフランソワが面白いです。カトリーヌ役のジュリー・ガイエや、娘のルイーズ役のジュリー・デュランも美人さんでよし。途中サッカーの試合を見に行くシーンがあるのだけど、そこでル・マン時代の松井のユニフォームがチラっと登場。

話もハートフルで良いんだけど、素敵な言葉もたくさん鏤められています。
「大事なのは、感じの良さ、笑顔、そして誠実さ」だとか。

それにしてもフランソワも、まさか自分の誕生日パーティーの席で「お前友達いないだろ」「お前の葬式には誰も来ない」なんてことを言われるとは思ってなかっただろうね。だって、そんなことを言う彼らはわざわざ自分の誕生日パーティーに来てくれているんだから。

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ぼくの大切なともだち
原題:Mon meilleur ami
監督:パトリス・ルコント
製作:オリヴィエ・デルボス、マルク・ミソニエ
脚本:パトリス・ルコント、ジェローム・トネール
音楽:グザヴィエ・ドゥメルリアック
出演:ダニエル・オートゥイユ、ダニー・ブーン、ジュリー・ガイエ、ジュリー・デュラン

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