NPDグループから、2013年4-6月期におけるアメリカのビデオゲーム市場動向が報告され、ソフトウェアは前年比で3%ダウンする中、デジタルセールスが61%以上を占める規模に成長を続けている事が明らかになりました。


アメリカにおける4-6月期のビデオゲームソフトウェア市場規模は28億8,000万ドルで、前年比3%の減少。うちサブスクリプションやコンテンツのアドオン、フルゲームのダウンロード版やモバイル/ソーシャルゲームを含むデジタルセールスは17億7,000万ドルで、全体の61%以上を占めています。

一方、商戦期に左右される事も多いパッケージ販売は7億6,900万ドルで、そのうちレンタルと中古販売が3億4,300万ドルでした。

NPDのアナリストであるLiam Callahan氏は、パッケージ販売が伸び悩んでいる理由について、PS4やXbox Oneといった次世代機のローンチを控えている中で、各プラットフォームの新作タイトル数(SKU)が前年比で37%も減少していることを指摘。デベロッパーやパブリッシャー、そして消費者も次世代機を前にして待ちの状態に入っていると言います。

SKUの減少もあってパッケージ販売は伸び悩んでいるものの、その減少分はデジタル市場の拡大によってほぼ相殺。フルゲームのDL版やデジタルコンテンツの販売額は、前年比で27%増加しました。この成長は家庭用ゲーム機とPCゲームの双方で起こっているとのこと。

なおハードウェアや周辺機器・アクセサリ類も含めたビデオゲーム市場の総売上は前年比で9%ダウンしているということです。ようやく3DS本体の台数が伸び始めていますが、Xbox 360やPS3は次世代機への移行に備えて売上が減少しています。

デジタルを含まない小売店売上のマンスリーデータでは縮小傾向が続いているアメリカ市場ですが、デジタル市場は拡大を続け、今やソフト市場を支える存在になっています。

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