これまで複数回に渡って任天堂がアメリカで商標を更新していることが報じられている『エターナルダークネス 招かれた13人 (Eternal Darkness Sanity`s Requiem)』ですが、任天堂アメリカがこの12月、再び『Eternal Darkness』を米国特許商標庁(USPTO)へ商標出願していたことが明らかになりました。
用途はダウンロード可能なものを含むゲームプログラムやゲームソフトウェア、ビデオゲームプログラム、ゲームソフトウェア。
『エターナルダークネス 招かれた13人』は2002年に任天堂から発売された、ニンテンドーゲームキューブ用サイコアドベンチャーゲーム。開発はカナダのシリコンナイツが担当しました。
任天堂は2013年にもアメリカで『エターナルダークネス』の商標を更新しており、何らかの新展開があるのではと期待されていましたが、特に目立った動きはなく、商標の不使用期間が3年を経過。
アメリカにおける商標権の存続期間は登録日から10年間で、更新は10年ごと。しかし使用主義であるアメリカでは、商標の登録後も使用証拠を提出しなくてはならず、また3年継続して商標が不使用だった場合、放棄したとみなされてしまうのだそうです。
今回のNoAの商標出願は、存続期限を迎えて再び出願し直しただけなのか。あるいは、今度こそバーチャルコンソールやリマスター、リメイクといった形で再び商品化を見ることができるのかどうか。
任天堂がバーチャルコンソールを今後も続けていくのであれば、Nintendo Switch では、噂にもなっているように、そろそろゲームキューブソフトを見られそうですけれど。最近音沙汰のないタイトルの動きとしては、ヨーロッパで『ウェーブレース』の商標出願も確認されています。