“Toys-to-Life”市場が失速しています。

NPDグループが報告した2016年6月のアメリカゲーム市場のレポートにおいて、“Toys-to-Life” を含む周辺機器・アクセサリ部門の売上高は、2015年6月の1億2910万ドルから6%減少して1億2090万ドルでした。

「インタラクティブ・ゲーミング・トイは21%もの下落を経験していますが、とはいえ依然として周辺機器・アクセサリ部門を牽引する分野です」と NPD アナリストの Liam Callahan 氏は影響力のあるプロダクトである事を強調。「またコントローラの販売も、第8世代向けコントローラ販売が18%伸びたにもかかわらず4%ダウンしました」

各社の判断

踊り場を迎えている、ゲームとおもちゃが連動する “Toys-to-Life” 分野。『Disney Infinity』を3タイトル展開してきたディズニーが、成長を見込めないとして5月に撤退を発表。内製開発をやめ、ライセンスビジネスに移行します。

ジャンルを開拓した Activision の『Skylanders』は、2011年の誕生からこれまでに2億5000万体以上のトイを販売し、フランチャイズの規模は30億ドル以上。昨年の『SuperChargers』は販売不振で勢いに陰りが見えたものの、TVアニメシリーズを制作して新規ファンの獲得に取り組んでいたり、今年のゲーム新作では自分でキャラクターをクリエイト出来る機能を追加するなど、このジャンルにコミットしています。

元気なのは、昨年『LEGO Dimensions』でこの分野に参入した Warner Bros. Interactive と、『amiibo』を展開する任天堂。

『LEGO Dimensions』は Year 2 と題して『ハリー・ポッター』や『ミッション・インポッシブル』『パワーパフガールズ』など新規フランチャイズを多数投入予定です。WB が上手くやっているのは、ソフトを更新する必要が無いということ。追加要素が欲しければ新たな拡張パックを買えばよく、ユーザーは投資額が少なく済みます。

任天堂の『amiibo』は複数ソフトに対応することが強みで、特定ソフトの寿命とともに共倒れになることを回避。1つのフランチャイズと強く連携する他社とは一線を画した戦略をとっています。最近では2012年に発売された『とびだせ どうぶつの森』を今後の更新で『amiibo』に対応させるなど、ソフトとの連携を強化。旧作の掘り起こしと『amiibo』の拡販を狙います。

amiibo シオカラーズセット[アオリ/ホタル]
メーカー: 任天堂
発売日: 2016-07-07
シリーズ: スプラトゥーンシリーズ

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