バンダイナムコホールディングスは7日、2016年4-12月期の決算を発表。『ドラゴンボール』関連の家庭用ゲーム機向けタイトルやスマホ向けゲームが好調に推移したことで大幅な増収増益を達成しました。

売上高は前年同期比8.0%増の4591億300万円、営業利益は32.9%増の601億6000万円、経常利益は28.3%増の605億3900万円、四半期純利益は34.3%増の465億300万円となりました。

バンダイナムコHD 2016年4-12月期 業績

  • 売上高:4591億300万円(前年同期比+8.0%)
  • 営業利益:601億6000万円(+32.9%)
  • 経常利益:605億3900万円(+28.3%)
  • 四半期純利益:465億300万円(+34.3%)

地域別売上高

  • 日本:3612億3300万円(+10.6%)
  • アメリカ:380億4400万円(+24.0%)
  • ヨーロッパ:288億6500万円(▲21.4%)
  • アジア:309億6000万円(▲1.1%)

ネットワークエンターテインメント事業

家庭用ゲーム機向けタイトルを含むネットワークエンターテインメント事業の売上高は前年同期比23.2%増の2804億5300万円、営業利益は102.3%増の385億2500万円でした。

家庭用ゲームソフト:ドラゴンボール ゼノバース2等が人気

家庭用ゲーム機向けタイトルでは欧米地域における新作タイトル『DARK SOULS(ダークソウル)III』や『ドラゴンボールゼノバース2』の販売が好調に推移。4−12月の累計販売数は、タイトル数が56(ローカライズ控除後)、販売本数は1967万6000本でした。

この結果、売上高は前年同期比8.9%減の664億円となりました(一部家庭用ゲームソフト関連のグッズ・ライブ売上等を含む)。

ネットワークコンテンツ:前年度の通期売上高を超過

スマホ・PC向けコンテンツでは『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』などの国内の既存主力タイトルが安定した人気となったことに加えて、海外で『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』等のタイトルが人気となりました。

ネットワークコンテンツの売上高は前年同期比55.3%増の1123億円で、前年度の通期実績である1039億円をQ3終了時点で超過。通期では1470億円を見込んでいます。

アミューズメント施設、業務用ゲーム機

アミューズメント施設では、主力施設へのリソース集中などの取り組みにより国内既存店が順調に推移したほか、新業態店舗の強化などの施策が実施。業務用ゲーム機では収益改善のための基盤強化に向け、様々な施策が実施されました。

アミューズメント施設の売上高は450億円(+4.4%)、業務用ゲーム機売上高は485億円(+24.3%)でした。

トイホビー:妖怪ウォッチが縮小も定番IPが安定した収益

トイホビー事業の売上高は前年同期比9.9%減の1460億2800万円、営業利益は27.7%減の126億7900万円でした。

『妖怪ウォッチ』関連の売上が283億円→78億円と大きく落ち込んでいますが、その他の定番主力IP(『機動戦士ガンダム』や『ドラゴンボール』『アンパンマン』『仮面ライダー』『スーパー戦隊』など)に関しては好調な推移となっています。

映像音楽プロデュース事業

映像音楽プロデュース事業の売上高は前年同期比8.5%増の409億8000万円、営業利益は18.6%増の119億3300万円でした。

ガルパンこと『ガールズ&パンツァー』シリーズが劇場版を中心に人気となり、映像・音楽パッケージソフト、関連商品の販売が好調に推移したほか、映像コンテンツと音楽コンテンツやライブイベントの連動展開を行っている『ラブライブ!』シリーズの人気が持続。また、『機動戦士ガンダム』シリーズでは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズの映像パッケージソフトなどが好調でした。

その他

グループのトイホビー、ネットワークエンターテインメント、映像音楽プロデュースの各戦略ビジネスユニットへ向けた物流事業、印刷事業、その他管理業務などを行っている会社から構成される、グループサポート関連業務における効率的な運営に取り組その他事業の売上高は前年同期比2.7%減の202億700万円、営業利益は12.1%増の12億800万円でした。

キャラクター別売上高:ガンダム、ドラゴンボール、ワンピなど定番IPが好調

バンダイナムコ - IP別売上高 2016年4-12月

IP別売上高を見ると、『機動戦士ガンダム』が565億円でトップ。家庭用・スマホ向けゲームタイトルが共に好調な『ドラゴンボール』は前年度通期実績を超過する396億円でそれに続いています。3位は『ワンピース』で232億円、4位は『仮面ライダー』の171億円でした。

数字を伸ばすIPが多い中、『妖怪ウォッチ』は303億円→89億円へダウン。ブームが終わり、定番キャラクター化へとフェーズが移行しているようです。

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