コナミホールディングスは31日、2016年4-12月期の連結業績を発表。売上高は減少したものの、利益率の高いモバイルゲーム等が好調だったことで営業損益や純損益は増益となりました。売上高は前年同期比8.5%減の1639億4100万円、営業利益は69.8%増の295億8700万円、税引前利益は68.4%の288億6100万円、四半期利益は229.8%増の206億5100万円でした。

デジタルエンタテインメント事業はモバイルが好調で増益

家庭用ゲームを含むデジタルエンタテインメント事業の売上高は、前年同期比9.0%減の736億6600万円。第3四半期はモバイル向けに『遊戯王 デュエルリンクス』と『実況パワフルサッカー』がリリース。これまでにない勢いでダウンロード数が伸びるなど、好調な出足となっています。

また国内向け既存タイトルとしては、12月に配信2周年を迎えた『実況パワフルプロ野球』が引き続き好調。『プロ野球スピリッツA(エース)』などの各タイトルも好調だったということです。

グローバル向けでは世界累計2000万DLを突破(1月16日)した『ウイニングイレブン クラブマネージャー(PES CLUB MANAGER)』や「StarWars: Force Collection(スター・ウォーズ フォース コレクション)』が堅調な動きを見せ、一部地域ではスマホ版『PES 2017 – PRO EVOLUTION SOCCER – (ウイニングイレブン 2017)』の配信も始まりました。

主要タイトルのダウンロード数

  • 実況パワフルプロ野球:2,900万DL
  • 遊戯王 デュエルリンクス:2,500万DL
  • ウイニングイレブン クラブマネージャー:2,000万DL
  • プロ野球スピリッツA:700万DL
  • 実況パワフルサッカー:500万DL

家庭用ゲームではニンテンドー3DS向けに『実況パワフルプロ野球 ヒーローズ』が発売。また9月発売の『ウイニングイレブン2017 (PES 2017 – Pro Evolution Soccer -)』も引き続き好評とのこと。

カードゲームでは『遊戯王トレーディングカードゲーム』が引き続きグローバル展開。2017年8月に開催される世界大会へ向けた予選がはじまり、盛り上がりをみせているということです。

Q3はモバイルゲームが好調に推移し、構成比率が高まったことで減収増益なったとしています。

健康サービス事業

スポーツクラブ運営を含む健康サービス事業の売上高は前年同期比3.1%減の519億1700万円、営業利益は44.4%増の40億7900万円でした。直営店の退店等により売上高が減少する一方で、施設運営の品質改善・効率化が進んだことで増益となっています。

ゲーミング&システム事業

カジノを含むゲーミング&システム事業の売上高は前年同期比10.8%減の217億3400万円、営業利益は18.8%減の29億1300万円でした。北米市場を中心に堅調に推移し、現地通貨ベースでは増収となったものの、新製品に向けた開発コスト上昇や円高の影響により減収減益となりました。

アミューズメント事業

アーケードゲームや遊技機を含むアミューズメント事業の売上高は前年同期比17.3%減の171億2300万円、営業利益は11.2%増の38億7600万円でした。アミューズメント事業を取り巻く市場環境が厳しさを増す中、事業再編による効率的な事業運営や収益構造の改善により前年同期比で増益を確保しています。

通期予想を上方修正

Q3の好調な結果や直近の動向を踏まえて、コナミは通期業績予想を上方修正。前期との比較でも大幅な増益となる見通しです。前回発表予想と今回の修正予想は以下の通り。

売上高:2100億円 → 2250億円(増減額+150億円、増減率+7.1%)
営業利益:250億円 → 360億円(増減額+110億円、増減率+44.0%)
税引前利益:240億円 → 350億円(増減額+110億円、増減率+45.8%)
純利益:150億円 → 240億円(増減額+90億円、増減率+60.0%)

フォローして更新情報をチェック

  • follow us in feedly