ポイント投資で投資信託をゆるく積立購入、ほったらかしで無理なく続けられる


 

2017年8月より、楽天証券では楽天スーパーポイントを使った「ポイント投資」というサービスがはじまりました。楽天市場の買い物などで貯まるポイントを使って、投資信託を購入できるというものです。

貯まった楽天ポイントは楽天市場で使うこともできるけれど、SPU(スーパーポイントアッププログラム)があるので楽天カードで支払いをしたほうがより多く獲得することができます。そこで我が家では、楽天ポイントを積立投資に回すことにしました。

ちょうど「はじめての人のための3000円投資生活」を読んだタイミングだったこともあり、ポイント投資は毎月3,000円からスタート(+ときどき月末に余ったポイントを追加)。

約2年半をかけコツコツと10万円ほど積み立てた結果、運用成績は「+8.5%」という結果になりました。

市場動向や季節要因もあるので常に右肩上がりというわけではなく、増えたり減ったりはしていますが、値下がりしたときはむしろチャンスという気持ちで続行(というか自動で積立なのでほぼほったらかしでしたけど)。

2019年は国内外の相場が上向きだったこともあり、想像以上の含み益となりました。

月3,000円なので負担感はなく(しかもポイント投資なら楽天スーパーポイントで行える)、気軽に開始し継続することができます。投資をはじめる第一歩としては素晴らしい方法なのかなと。

ただ月々の積立額が3,000円のままでは、10年続けても元手となる元本は36万円。これを続けていたら将来何千万円も貯まる!という魔法のようなやり方ではありません。老後の2,000万円問題を解決するためには、徐々に金額を増やしていく必要があります。3,000円投資生活はあくまで入り口として。

銀行に定期預金として預けていても、高いところでもせいぜい年0.2%くらい。たとえばその銀行に同じ10万円預けても、満期にもらえる利息は20円です。であれば貯金するよりも投資に回したほうが、利益が生まれやすいです。もちろん元本割れのリスクは伴いますけれど。

銀行預金は減ることがないし。と思っていても、ATMの利用で何度も手数料を払っていれば、預金利息以上の金額になっていることもあります。

ポイント投資 + 現金

楽天証券のポイント投資は、余っている楽天スーパーポイントを投資信託や株式購入に使うことができる素敵なサービスです。ただ1か月で貯められるポイントには限界がありますから、本格的な投資、資産形成を考える上ではポイントを使うだけでなく、当然ながらプラス現金で積み立てていくことも検討していかねばなりません。

3000円投資生活

ポイント投資のきっかけは『年収200万円からの貯金生活宣言』で知られるFP横山光昭さんの著書『はじめての人のための3000円投資生活』を読んだことでした。月々3,000円をきっかけに無理なく投資をはじめて、長期でコツコツ続けていけば資産形成できますよという一冊です。

ローリスクな分、リターンも他の投資方法と比べると大きくはないのですが。しかし少額からはじめられるため抵抗感も少ないので、ちょっと始めてみようかという気になります。

おすすめの銘柄も掲載されていて参考になります。


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